日光の社寺
日光山内にある2社1寺、二荒山神社・東照宮・輪王寺は、卓越した才能をもつ芸術家たちによって作られた作品であること、また周囲の自然との調和が日本古来の神道思想を顕著にあらわすものとして、世界文化遺産に登録されました。
また、徳川家康を祀る東照宮および家光の霊廟である大猷院の建築が「権現造り」の完成形として、全国の霊廟および神社建築に影響を与えたことも高く評価されました。
東照宮
飛鳥文化の法隆寺から始まり、白鳳・天平・国風・鎌倉・室町・桃山の建造物を観てきた息子、日光の山中で出会った寛永文化の豪華さと煌びやかさに目を丸くしていました。
江戸の礎を築いた家康の居城が江戸城だったこと、その家康の霊廟は日光にあること、歴史のピースを集める旅が息子の将来の学びへと繋がっていきます。
親子世界遺産への旅開始前に息子と訪れた江戸城の景色を添えて。
記事の内容については、宮内庁公式ウェブサイトおよび「世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)」「詳説 日本史図録(山川出版社)」を参照しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?