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知らないということを知るという喜び

山崎文栄堂の伊藤です。この会社に入社して11年目になりますが、日々様々な体験をさせて頂き、2022年も「自分は知らないことだらけだな」と実感する1年でした。無知の知という言葉もあるように、知らないことに気づくことはネガティブなことではなく、社会の役に立って行くために大切なことだと感じています。

新しい体験をしていると、「未熟な自分」「何も知らない自分」に気づきます。この状態は成長のチャンスで、そんな自分を許して、明るく楽しくチャレンジしていくことで人の役に立てることも増えていくと思います。

毎年新しい体験をさせて頂いていますが、2022年は中でも今までの経験とかけ離れた体験をさせて頂きました。それは当社が参画する中小企業団体ヒーローズクラブの取組みの有機栽培のお米作りです。

有機のお米作りに取り組んだ1年

中小企業の経営者・幹部が毎週栃木県中央部に位置する塩谷町に通うのですが、その取組のメンバーとして1年間、毎週2〜3日は塩谷町でお米作りを行いました。

中小企業が農業へ取り組む理由については以下動画をご参照ください。

農業は完全に素人ですが、トラクター・田植え機・コンバイン運転や種蒔き・草刈り・機械メンテナンスなど様々なことにチャレンジしました。
初めは農業の用語も分からず、農家さんの話を理解するのにも時間が掛かっていて、本や動画で勉強もしました。繁忙期は時間との戦いでピリピリすることもあり(笑)、毎回ドキドキしながら農業に励んでいました。

初めてのトラクター運転

まるで新入社員のような緊張感で過ごす1年でしたが、新しい体験ばかりで知識・技術・経験を積むことが出来た1年でした。

体験を重ねていくと共感できる人が増えていく

1年間お米作りに参画させていただいたことで、農家さんや地域のことを知り、関心を持てる幅も変化していきました。体験や知識が人との対話や情報発信する時の情報密度となり、共感する人の層も変化していきました。

知らないことがあった時や未熟な自分に気付いた時に、自分をダメと思ったり、人と比べたりするのではなく、今は未熟な自分を許して、気づけたことに感謝して、明るく淡々と行動していくことが成長に繋がっていくと感じています。人生を豊かにしていくために、新しい体験知らないということを知ることは必要なことだと信じています。

そして新しい体験を積んでいくためにも、誰と一緒にいて、どのような情報を得て、行動していくのかがとても大切で、今の私がいる環境は恵まれていて有難いなと感じています。

社会貢献できる仕事のやりがい

私には2人の子供がいますが、子どもたちのためにも明るい未来を残していきたいと思っています。
今、日本には様々な課題がありますが、昨年から取り組んでいる農業を含めて、社会課題を解決する仕事に取り組めることが嬉しいです。

毎年毎年、新しい体験を通して成長して、出来ること・出会う人が変わり、貢献できることが増えていくことは幸せです。
未来に大きな実りを迎えられるように、いま育んでいくことを楽しんでいきます!
ありがとうございました。


この記事を書いた人:
伊藤平(@tir_ito)

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