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【家系図チェック】「ひとりっ子」だから「遺産分割争い」のリスクなし。だけど「親の認知症」のリスクは残ります


毎日更新ブログ133日め

あんしん老後と幸せ相続
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笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
やまより(山口良里子)です。

親のこれから、死後のこと。
自分のこれから、死後のこと。

なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いてます。

今週は、家系図チェックランキング
を発表しています。

【2021年上半期】家系図チェックランキング 第5位

【問題A】
「夫の母親の妹」が
近所に住んでる「おひとりさま」を
世話していて心配  

まずは、ひとつめの【問題A】を解決して、
今日は【問題B】に挑戦。

【問題B】「実家を建て替えて一緒に住まないか」と「夫の母」がいってきた!

【問題B】
「夫」
「夫の母親」から
「実家を建て替えて一緒に住まないか」
と言われていて悩む‥

そんなときも、まずは、
落ち着いて「家系図チェック」から

【家系図チェック 6つのステップ】
ステップ1【情報を整理する】
ステップ2【家系図におこす】
ステップ3 【相続人は誰か?をチェックする】
ステップ4【リスクをチェックする】 
ステップ5【生前対策を考える】 ←★★どうしたらいいのかな???
ステップ6【タイムリミットを考える】

ステップ3 夫の父母の相続人は誰か?をチェックする

2ばんめ

これを見ると‥‥

夫の実家は、
夫の父 78歳。
夫の母 76歳。
夫の祖母 97歳。
の3人くらし。

夫のほかに、
子どもはいない。

つまり、夫は「ひとりっ子」

【夫の父母いずれかが死んだとき、相続人は?】
①配偶者である「夫の父か母」
②子どもである「夫」
2人
【夫の父も母も死んだら、相続人は?】
①子どもである「夫」
1人

最終的に

夫の両親が二人とも死んだら、
「夫の両親の財産」は、
「すべて」
「夫が1人で」相続する!!

なので、

「夫の母親名義の土地」の上に
「夫名義の建物」を建てて同居しても

将来、「土地の名義人である親」が死んだとき

他の子ども(相続人たち)がやってきて

「土地と建物を一緒に売って分けろ」とか

「土地の持ち分をお金で払え」とか

言われることはない。

ステップ4「夫がひとりっ子」だから「リスクなし」


「親名義の土地」の上に
「二世帯住居を建てる」場合

最終的に、
「その家や土地は誰のものになるのか?」

「その親が他界したときのこと」まで見通して、
「生前対策」をしておかねばならない。

ただ、子どもが「ひとりっ子」の今回は
親名義の土地は、
いずれ「すべて子どものもの」になる。

ので、問題(リスク)はない。

「ありがたく土地の提供を受けて
二世帯住居家を建てましょう」

と言いたいところですけれど

親の「認知症」の問題は残ります。。

同居した親と
生活スタイルが合わないとか

価値観が合わないとか

同居した親が、
認知症になって

「お金が凍結してしまった」とか

「お金を盗ったとらないと言われてしまうとか

「人間関係の問題」と
「お金の管理の問題」

残ります。

そこだけ、気を付けてくださいね(^^♪

顛末はこちら↓

ではまた明日

いりぐち

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