80代の親を持つ子からの質問ベスト3 「認知症対策」って何ですか?
毎日更新ブログ122日め
あんしん老後と幸せ相続
実現します!
笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
やまより(山口良里子)です。
明日からオリンピックの4連休!
連休初日の明日は、
大阪京橋の
「おおさかパルコープ」さんで
「家族信託のセミナー」を
開催させていただきます!
テーマは
どうする⁉ 親の介護と相続・空き家
「認知症対策と家族信託」
定員30名のところに
80名を超える方のご応募が。
さすが、
おおさかパルコープの組合員さん。
「よりよい暮らし」への感度が高い!!
ひごろから
「家族の安心安全な暮らしを守る」
を実践されている
主婦(夫)のみなさまだからこそ
親の介護や認知症
「家族のこれから」に
関する情報には敏感。
昨年、
緊急事態宣言が発出されて以降
「外出自粛でなかなか会えない
親御さんの様子がおかしい‥‥」
「親の認知症が心配‥‥
今のうちに何かしておくことがあるの?」
というご相談を
たくさんいただいた。
そこで、
今回の学習会は
「家族のこれから」を
「まるっと」解決できる
「家族信託」をテーマにすることに。
【80代の親をもつ子からのよくある相談】
第1位 まさか認知症?「自分で自分のお金がおろせない!」
親のもの忘れがひどくなってきた。
通帳がない、カードがない、ハンコがないと電話してくる。
第2位 銀行口座凍結!?「後見人をつけないとダメ?」
父のかわりに銀行へ、お金をおろしにいったら「後見人をつけろ」
と言われ、預金が凍結してしまった。知らない後見人がつくことに。
第3位 実家が空き家で管理が大変「売りたいけど売れない」
親が施設へ。実家が「空き家」で近隣トラブル。介護費用も足りない。
「実家を片づけて売りたい」けれど「親の意思確認」ができず売れない。
人生100年時代。
「死んだ後」の対策より
「死ぬまで」の対策が大事!
なぜなら、
「死ぬまで」と「死んだとき」は
切れ目なくつながっているから。
生前対策とは、
「よりよく生きる」ための備え。
「今」の対策をすれば
「死んだとき」の対策も
おのずとできる。
まずは、
親が「認知症」で
判断能力が低下した場合の
トラブルに備えましょう。
【親が「死ぬまで」に起こるかもしれないトラブル】
資産凍結:認知症などで、自分で自分のお金がおろせない
振り込め詐欺:判断能力の低下で、騙されやすくなる
遺産相続:父が他界時に母が認知症だと、父の遺産が凍結してしまう
介護資金:資産が凍結してしまい、介護費用が払えない
実家売却(空き家):実家を売却しようとしても親の意思確認ができない
後見人:親の意思確認ができない場合、家庭裁判所で「後見人」の選任が必要となる
【親が「死んだ後」に起こるかもしれないトラブル】
遺産分割:相続人全員で、遺産を分ける話し合いがまとまらない
納税資金:相続税の納付資金が足りない。10か月以内に「現金」が必要
相続税:相続税の額を減らしたい
親の「認知症対策」は、親の数だけ必要です。
あなたが長女で、
「あなたの親」の面倒をみている場合は
父、母
2人分の「親のこれから」を
検討する必要があります。
あなたの夫が長男で
ひとりっ子だった場合は、
あなたの夫の父・母の面倒も
みなければならないので
合計4人分の
「親のこれから」の対策が必要です。
父親のこれから
母親のこれから
家族のこれから
まるっと解決できるのが「家族信託」です。
まるっと解決できる「家族信託」と
組み合わせで使っていく
「遺言」「後見」「遺産分割」など
その他の制度。
セミナーでは、
それらの違いもお伝えします。
長くなってきたので
また明日。
最後までお読みいただきありがとうございます。
「スキ」もいただけたらうれしいです。