「家族信託」で「認知症による資産凍結」を防ぐには? スタート時期を見逃すな!
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笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
やまより(山口良里子)です。
テレビ朝日のお昼の情報番組
【大下容子ワイド!スクランブル】で
「認知症対策」が特集されていた。
親が認知症になり、
「銀行口座からお金を引き出せない」
という事態を
防ぐためにはどうしたらいいのか?
人生100年時代
80代から100歳までに
発生するさまざまな問題
もうすぐ80代という
親をもつ子どもさんは
「今は大丈夫だけれど、なんとなく心配…」
という方が多い。
特に、最近は
外出ができなかったり
人と話す機会がへったてりして
「親の認知機能が急に低下したみたい」
「親が同じことを何度もきいてくる」
「親のもの忘れがひどくなってきた」
「このまま何もしなくて大丈夫?」
といったご相談が増えている。
番組中
「問題が起こる前に対策しておくのが大事」
と司法書士の先生がコメントされていた。
なぜなら、
親が「認知症」になって
判断できなくなってしまったら
「家族信託」も「遺言」も「任意後見」も
親のこれからに役に立つ
「生前対策の契約ごと」が
何もできなくなってしまうから。
「生前対策」は、
「親が元気なうちに」行うのが原則だ。
だけど、
60代や70代前半で
まだまだ元気な親に
「ボケたらどうするの?」とか
「死んだときに揉めないように」とか
切り出すのは難しい。
「親が元気なうち」は、
誰も、何も、困っていない。
誰も、何も困ってないのだから
「何もしない」のがあたりまえ。
だって、人間なんだもの。
だから、
「親の認知機能が急激に低下したみたい」とか
「親が同じことを何度もきいてくる」とか
「親のもの忘れがひどくなってきた」とか
いままでとチョット違う?
といった「親の体調の変化」を
見逃してはならない。
また、
「親が免許の返納をすると言い出した」とか
「後期高齢の保険証がきて
いよいよ終活しようかなと言っている」とか。
「親の心境の変化」にも気をくばろう。
「生前対策」をスタートできる唯一のタイミング
それは、
親や家族に
体調の変化や意識の変化があったとき。
ココを見逃してはならない。
「今までとチョットちがうかも?」と
親と子がそれぞれ感じた
そのときこそ
何か困っていることない?
何か手伝おうか?
「これからのこと一緒に考えよう」
と声をかけるチャンス。
一気に「生前対策」をすすめよう。
生前対策とは、
「よりよく生きる」ための備え。
スタートするべき
「タイミング」さえ見逃さなければ、
それぞれのご家族にぴったりの
生前対策を「組み立てていく」ことができる。
そうすることで
何があっても大丈夫。
親も子も安心して
今この時を
笑顔で毎日
過ごせるようになるのです。
ではまた明日
最後までお読みいただきありがとうございます。