スーパーシティ構想と建築家・都市計画家|山をおりる Newsletter Vol.02 [Introduction]
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山をおりる Newsletter Vol.02 より転載(2020年6月2日配信)
収録|6月2日@Discord
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Haruguchi: Exitの話を少し発展させると、内閣府による「スーパーシティ」構想は、ある種の既存の都市からのExitだと捉えられるかもしれないなーと。
そして、スーパーシティにこれまでの建築家や都市計画家が取り組んできた空間はあるか?という問いがあると思います。
Nakatsuka: スーパーシティ構想は、都市の新しいモデルではあると思います。
ただ、コロナ禍などで注目された問題を解決していないように思える。そこにズレを感じてしまいます。
H: と言うと?
N: 例えばコロナ禍で、都市生活を見直そう、という声が少なからずありました。
都心部ではお店に入って休憩できないため、街路空間をリッチにする都市計画が必要かもしれない。
住居地域では用途がより混在する徒歩圏を作るために、用途地域制度を改める必要があるかもしれません。
このように仕組みと生活を行き来し、問題を解消する生活モデルの提示において、建築家や都市計画家ができることがありますよね。
つづく
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