にわとりノート2 サウナ

何がサウナで整う、じゃボケ。

整うってなんやねん。ぼくはブルベだのイエベだのMBTIだの理由のわからない新語作り出して界隈でわいのわいのやっとる連中が嫌いだ!怖いんじゃあない!根拠もなく雰囲気で枠組みを決める軽薄な態度に虫唾が走るのだ!
あのサウナーとかいう阿呆共を僕に近づけるなよ

でもさ、実際サウナに行って言われた通りに
サウナ→水風呂→外気浴
ってやると得も言えぬ浮遊感、多幸感、脳汁が出るんだよね。あれマジで何?

って思ったから読んだ。


ここ数年、躁だの鬱だのでぶっ壊れてた時期があったのもあって自律神経についてある程度知見があったのでスイスイ読めて結構面白かった。

簡単にまとめると人間の自律神経って(自律神経ってのは自分の意思じゃなく勝手に動く心臓とか血管の収縮とかそういうのね)

意欲ややる気が満ちたり、神経が高ぶったりする活動モードの交感神経

血圧や心拍数が下がって落ち着いたリラックスモードの副交感神経

の2つがあるのはみんなも知ってる通り。

で、サウナで何をしているのかというと
サウナと水風呂で交感神経が爆上げ→外気浴リラックスで副交感神経爆上げ状態を繰り返すの。
交感神経のジェットコースター。

サウナ水風呂でアドレナリンドバドバ状態から
急な外気浴リラックスでまだ脳に交感神経が優位の状態で出るアドレナリンが残ってる状態で副交感神経が優位になる通常じゃありえない珍しい状態。これが整いって言われてるらしい。
ちなみにアドレナリンの血中半減期は2分。つまりその2分が整いのゴールデンタイム。

交感神経をあげるだけならサウナだけで水風呂入らなくていいんじゃない?って意見はごもっともだけど
水風呂はサウナで広がった血管を急速に収縮させる効果があるから、それによって血管の強度が上がる心臓病、心筋梗塞になりにくい強い身体になるし血流が流れるってことは脳内の代謝物質もどんどん入れ替わってスッキリする。

ちなみに高温サウナや水風呂って身体がそれに必死に適応しようとするから脳が全然働かなくなるわけ。苦しい瞬間に将来の人生設計とか絶対考えられない。今、この瞬間この辛さに耐えることに必死!
強制的な思考停止、瞑想、集中力のないバカでも出来る強制的マインドフルネス!

HUNTER×HUNTER 9巻から引用


実際に瞑想後の脳波とサウナ後の脳波って近いらしい。
なるほどそれで鬱にも効果的ってわけなんや 余計なこと考えなくなるもんね。

と、そんな感じでこの本によるとサウナは水風呂と外気浴は絶対セットって言ってましたわ。
ちなみに僕は今まで普通にサウナと水風呂だけで外気浴しなかったり外気浴は最後のセットだけとか間違った入り方してました。それだと交感神経だけ動かして副交感神経は動かさないから効果も半減らしい。なーるほどなあ!


てなわけで、なんかよくわからんけど身体にいいからやるか…
じゃなくて理屈で身体にいいとわかるとサウナのモチベーションもアップするし、より効果的な入り方も覚えられたのでよかったですね。
というわけで今日もサウナ行きます。オッス。


以下個人的サウナの入り方メモ

サウナ→心拍数120くらいまで入る(背中の真ん中が温まったくらい)温度は高いほうがいい 階段なら上の方。
水風呂→気道から冷たい息が出るまで(大体1~2分)
外気浴→10~15分 座りより横になるのがベスト。

これをスムーズに3~4セット、最終セットは外気浴せず、水シャワーで締めるといいらしい。
最後に水シャワーなんて寒いと思うかもしれないけど深部体温は高いままだから魔法瓶みたいにむしろポカポカするんだって。朝コールドシャワーも同じ理屈だね。
冷たい水浴びると毛穴も閉まって肌もきれいに見えるしね
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