<>の記号がタグに使われてる理由
皆さんは、HTMLのタグになぜ<>「小なり」「大なり」記号が使われているのかご存知でしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1682693329840-vy64NGkMGp.jpg?width=800)
活版印刷時代に、文字の修正に使われた校正記号というものが発明されました。現在でも使われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1682693389098-rtaWa5Rder.png?width=800)
また、国際標準化機構にISO 5776というものがあります。その中になんだか見たことのある記号があります。以下の画像です。
![](https://assets.st-note.com/img/1682693464498-gftBFqsKCa.png?width=800)
<></>の記号が見て取れます。
もともとHTMLは、もとがSGMLというマークアップ言語で、新聞をプログラムで書くために編み出された言語です。そこで、人間の目に認識しやすい<>の記号がピックアップされたと考えられます。さらに、校正記号をもとに、<></>の形も生み出されたと考えられます。
以上のように印刷技術から脈々と続く人間の文字修正技術の流れの一部にHTMLがあると考えられます。
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