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大義名分がデフォルトではこどもを叱れない。

嘘をついてはいけません。
本音を言ってね!

おとなたちはそういうけど、世の中の大部分のことで大事にされているのは
結果を出すことだったり
収益性だったり(これも結果か)
乱さない
ことだったり。

想いはこうだけど、収益もあげなきゃいけないから、こういう表現でちょっと販売促進できるようなキャッチな言葉にしよう、とか。

おとなの世界、時には大義名分も大事。
すべてが真実言えばうまく回るわけでもない。

ただ、今のビジネス社会のように「デフォルトが大義名分」になってしまっているのはまた違うと思う。

大義名分はここぞ、というとき、動かせないものをどうしても動かす必要があるとき、何かを守るとき、に利用するべきで、いつもそれを逃げ道にするためのものではないと思う。

こういう表現しておけばいいや、
こう言っておけば食いついてくれる

目的がない大義名分はただの言い訳で、
きれいごと言ったって、こどもには矛盾が伝わる。

こどもだって言うこと聞かない。
だから、なるべく真っすぐに。大人社会で愚直すぎて軽視されたとしても。

そして、大義名分を使うときはこどもたちに「ずるーい」と言われようが
本気の言い訳。「だって大人だからいいの!こういう時も必要なの。」と。

だって、大義名分だらけで叶えるものって、なんのかちがあるの?
そもそも叶えたかったの?
叶えたかったものがたくさんの大義名分が必要ならたくさんやるけど、とくに思い入れのないものなら、ただ真っすぐに人とも社会ともかかわっていきたいと思うな。

おとなだって本音で語ってくれない大義名分ばかりの人に本音は出さない。
ましてやこどもなら。

こどもと関わる活動をしていると、おとな社会に安穏としていると、すぐさま察知されそうで、いつも緊張感があるなと最近感じています。

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