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【スーパー準大手4社の物流連携】

ヨーカドーの閉店、イオンのパートの正社員並み待遇など、最近スーパー業界の話題が続いてますね。「お前なんか言えよ!」の声が聞こえた気がするので、今回も斜めから解説します。

今回はヤオコー・サミット・ライフ・マルエツのいわゆる「準大手4社」が食料品の安定供給のために異例のタッグを組んで物流の負担を減らそうというニュースである。

そもそもスーパー業界は、系列化が進み、吸収合併を経て大型化が進んできた。各社が独自に配送センターを持ち、物流もそれぞれが負担してきたが、昨今の価格高騰や物流の人手不足により、今後の安定供給に不安が生じたための決断だろう。


✅そもそもスーパーは系列ごとに仲が悪い。Aと取引するならBからは干す、なんて当たり前。大株主の銀行も「早めに手を組め」とせかす。

✅今までは「前日発注→翌日納品」が当たり前!お客さんを離さないためにも「欠品」などあってはならない。それがこれからは「6日前に発注する」ときた(@_@)。来週の天気など誰にもわからない。それに急に売れちゃっても追加発注できない?現在翌週分まで発注してるのは「メーカーのパン」と週一納品の「雑貨」くらいのものなのに。

✅今までスーパーは運送会社に対して物流コストの転嫁には消極的だったはず。それなのに今回の裏には「物流業者の反乱」があったんじゃないか?「これ以上締め付けるのならもう運べません!」と。物流業者の立場は弱いもの。SDGsにも反する上下関係。

✅いくら準大手といえどもこれからの経営は厳しくなるのは目に見えている。トラックは満車でもガラガラでも走らせるコストは変わらない。なら細かいことは抜きにして、ライバル店の商品と「混載」して走らせた方が割安になる。そして納品までに時間の余裕があれば、物流倉庫スタッフの負担も減る。各社が運営する「物流倉庫」もこれから満タンになることはない。それなら近くにあるスーパーの倉庫と一緒にしちゃえ!


(私のひとりごと…)

👤この4社はお客さんの支持も高く、気軽に行けるスーパーとしても人気が高い。組むには良い関係と規模だわ。

👤この4社に入れてもらえなかったスーパーも、絶対二番煎じで同じことするよな。

👤それが進んだ後、大連合スーパー誕生だろうね…。

👤これで地域のローカルスーパーの生き残りの目はまた低くなった。右へならえとばかり問屋と物流業者の都合のいいスキームに従わざるを得ないもの💧

👤これやっても、別に商品価格が下がる訳じゃないことを忘れちゃいけないぜ!

👤今までの経験から、この先何か大きな動きがあるもんだ。生き残りを賭けてるのは痛いほどわかるが、消費者目線は感じられない。

✅失くしてはいけない店があるなら、それを支えるのは「お客さん」です。閉店を惜しむ短冊じゃありません🙏🏻


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