【腐っても鯛？腐った鯛でしょ？】

高級魚の代表である鯛は、傷んだところで、それでも｢雑魚」よりは価値があると言うことから、『高級なものは多少悪くなっても、何らかの価値がある。特に家柄が良かったり、昔業績を上げ評価されている人が落ちぶれても、やはり気品があったり役に立つこと』を言う。

各種一流上場企業・日本を代表するグローバル企業・元国会議員・有名大学・有名大学教授・医学界・教育界・元一流スポーツ選手・巨大メディア・芸能界・文化人・言論人、そしてSNSの世界…。

想像力に乏しい私にはこれくらいしか浮かばない。｢🎵昔の名前で出ています」とばかり、存在感はあるものの現代にはそぐわなくなってきたこれらのアイコン達(失礼🙏🏻)

『腐っても鯛』とばかり周りは持て囃(はや)すも、今の流れや常識からはかけ離れ、若者や一般人から笑われてしまうことも多い。

美味しい鯛も、腐ればただの生ゴミ。食べればお腹を壊すし、近くにあれば悪臭を放つ。商売がら、コンポストに入れて堆肥にすれば良い肥料になることを私は知っている。

とりわけお笑いや政治、アカデミーや医療の世界において、このような重鎮が若手の成長にフタをして｢新陳代謝」を妨げていると聞く。(最新の組閣も決めたのは別の鯛ともw)

実力の世界を謳いながら、実は内部で硬直化している。こんな業界や職種はないだろうか？

🎬その昔、字幕翻訳家の戸田奈津子氏と話した時｢私の駆け出しの時なんか、翻訳の重鎮が沢山いて、とても入り込めなかったのよ。だけどコッポラに指名してもらってデビュー出来たの！」と言っていた。(コッポラ？(@_@))

✅『腐っても鯛』
類義語は「痩せても枯れても」

対義語は「騏驎(キリン)も老いれば駑馬(ドバ)にも劣る」

『腐っても鯛』なのか『腐った鯛』なのか、見極めが大切である。

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