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【◯◯屋の倒産急増!〜焼肉屋の巻】

毎度お馴染み、メディア大好き「◯◯店が危ない」シリーズ。語る方は「大変ねぇ」で済むが、当事者にしてみれば死活問題である。「危ない!」の先にはあまり良いことは待っていない。私が言えば多少説得力があるかも(^^;

☝️今回はみんな大好き「焼肉屋」である。
円安の影響で原材料の高騰、人手不足による人件費の高騰、水道光熱費も他の飲食店より高くつく。

焼肉店の利益構造は、①肉を客に焼かせることによる少人数スタッフでの運営、②酒類を含むサイドメニューの利益率の高さ、③客単価の高さなどに支えられている。

コロナ禍にあって(根拠はともかく)換気がしっかりしている、火を通すから安心、スタミナが付く!などと皆で店に押しかけた。そう「焼肉」はみんなの『パワーの源』なのだから。

そのパワー源が今倒産の憂き目にあっているという(毎度他人ごとのデータバンクの記事)。

人気の牛タン高騰も倒産原因に?

👥皆さんは良く焼肉屋に行きますか?

私はあまり行かない方かも知れない。スーパー経営の経験から肉の原価は大体わかる。そう言ってしまえば身もフタもないが、家族で行けばそこそこの値段にもなるので、よほどのお祝いでもなければ「ロピアで肉だけ買って家で食べようか」となる。事実最近のロピアの快進撃は、得意部門の肉が牽引していることは間違いない。

☝️お客さんは大喜び!でも店は経営難…。

これではよくない(泣)。しかし現在、焼肉店の3割超が「赤字」、全体の3分の2が「業績悪化」とのこと。繁忙期の夏に一気に挽回できるほど、飲食業の経営は甘くない。

大手焼肉チェーンの「食べ放題」は大人気だが、やはりそれなりの肉質だったり、期待はずれも多く「満腹感」はあっても「満足感」は得られないのではないでしょうか?私も何回か撃沈しました。

「牛タン」など値上がりが激しく、向こうが見えるほど薄くスライスされています。「安い!」と思ったら豚タンだったり…。店側の努力が限界なら「値上げ」もやむを得ません。今後焼肉に行く時は「渋沢栄一」さんを2枚くらい持っていかないと不安になりますね。

今後も「◯◯屋が危ない!」の記事が次々に出ることと思います。皆様の業種やお店が話題にならない様に、お祈りしていますm(_ _)m



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