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【福島いわきの魚屋 四代目の挑戦】

処理水の海洋放出が開始される際、様々な風評被害があり、地元福島の漁業関係者はとても心を痛めた。

私たち消費者が新鮮な鮮魚を食べられるのは、漁師〜漁協〜運送業者〜卸業者〜小売店・飲食店、という流れに携わる全ての人たちのおかげである。

以前講演の仕事でいわき市を訪れ、熱心に質問や相談をしてきたとても印象に残った彼。私とは親子くらい年は離れているが、お互い100年を越す「魚屋の跡取り」として気が合い、会社の研修会で話をさせてもらったこともある。

地元いわきで一番の(創業101年)歴史を誇る鮮魚店「おのざき」4代目の小野崎雄一社長。消費の減った地元の美味しい「常磐(じょうばん)もの」をもう一度復活させようと頑張っている若手経営者である。

海洋放出への素直な気持ちを「Twitter」で呟いたことがキッカケで、全国のメディアにも登場したので、覚えている方も多いかも知れない。


そんな老舗鮮魚店の社長である彼が、この先100年の新たなスタートとして「おのざき鮮場やっちゃば平店」をフル改装オープンさせたと聞いて、店を覗きに行ってみた。

彼の夢の実現のために、沢山の仲間やお客さん達がクラファンで支援したこの店舗。周辺には大型商業施設がそびえ立つ激選区。「歴史が長いから大丈夫」なんて理屈はどこにもない。

私の店は100年で力尽きてしまったが、彼の店にはこれから100年後も元気に生き残って欲しいと願います!

彼は必ず化けます。
皆さま是非お見知り置きを!

#常磐もの
#小野崎雄一
#おのざき鮮場やっちゃば平総本店



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