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Agile Japan 2022視聴レポ

はじめに

この記事は「山陰 Advent Calendar 2022」の記事です。

こんにちは、島根県松江市でエンジニアをやっている吉富(@myamatokun)です。

2022/11/15~2022/11/16の二日間にかけて開催されたAgile Japanを視聴したので、そのことについて書こうと思います。
Agile Japan 2022公式サイト

業務の都合上、当日参加は難しく、後日アーカイブを視聴しましたが、当日参加の皆さんはDiscordでワイワイガヤガヤされていて楽しそうだな思いました。羨ましかったです。

細かいレポートは探せば誰かが書いていると思うので自分は感想メインで書こうと思います。

まとめ

いきなりまとめから入りますが、最終的に思ったことは2点です。

  • アジャイルを仕事でやりたい

  • アジャイル勉強するコミュニティ作ろう! 

私は普段Webアプリケーションの開発を業務でやっていますが、きっちりしたアジャイル開発は行ったことがなく(なんちゃってアジャイルはやったりしますが)、今回のカンファレンスを見てアジャイル開発欲求が高まったしまいました。
研修や本、あと今回のようなカンファレンスなどでアジャイル開発の知識は入れられるものの、やはり業務でやらないと実際の感覚はつかめないと感じています。
勉強と業務の両輪があることが大事ですよね。

なので、モチベーションが高いうちに同僚や上司と話しまわって吉富はアジャイルやりたがっている アピールをしておこうと思います。

そしてコミュニティについて ですが、カンファレンスを見た日の夜勢い余って「Agile島根 」みたいなものTwitterとFacebookで作って、まずは一人からはじめて(株式会社レッドジャーニー 市谷 聡啓 さんの講演の影響を受けています)みようかと考えました。
最初は勉強したことをただつらつらアウトプットする場にしかならないかもしれませんが、仲間ができたら読書会やアジャイルの勉強になるボドゲなんかを探して、一緒にできたらなと考えています。

ただ、Twitterのアカウント作成ボタンを押す間際に、「日本のシリコンバレー と誰かに呼ばれている島根県松江市ならとっくにそんなコミュニティあるだろう」と思って調べて見るとやっぱりあるんですね。「Agile Shimane 」。

今は中の人がお忙しく休止中のようですが、すでにコミュニティがあるのはラッキーだと思いました。
なんとか中の人とコンタクトを取ってAgile Shimaneを再開 できればと思っています。

完全に一人で突っ走っている感じですが、もし再開できればどこかの媒体でお知らせします!!

印象に残ったこと

Agile Japanの内容に何も触れないのはあれなので、印象に残ったことを書こうと思います。
まず、Day0で昨年の基調講演の内容を聞くことができました。

  • 「アジャイルの心と未来の働き方」アリスター・コーバーン博士

Heart of Agile
この4つの言葉だけ覚えてください。
Collaborate(コラボレーション), Deliver(デリバリー), Reflect(内省), Improve(改善)

覚えました!!

2022年の基調講演はこちらです。

  • Day1:「SIAgile: ソーシャルインパクトのアジャイル宣言」ロシオ・ブリセーニョ・ロペスさん

  • Day2:「小さく、素早く。~目的とトライアンドエラーが生み出すソーシャルインパクト~」株式会社ボーダレス・ジャパン 鈴木 雅剛 さん

SIAgile(Social Impact Agile )はアジャイルと開発の専門家チームによって作られたソーシャル・プロジェクトの実施に焦点を当てた運動だそうです。

システム開発手法の一つだと思っていたアジャイルも、本来もっと幅広く使われるものだったのだなと勉強になりました。
講演の中でSIAgileの中の5つのコミットメントを丁寧に説明されていましたが、これがとても良いものでした。
Webページに載っているので時々思い出したときは見直すようにしたいと思います。

ボーダレス・ジャパンの鈴木さんの講演は、実際に貧困地域をアジャイルで仮設を立てながら復興させていくという事例が出されていて素晴らしかったです。
システム開発ではありませんが、社会問題をアジャイルで解決する良いお手本になると感じました。
実際に紹介されていた商品がこちらです。

ざっくり"社会の問題を解決する"みたいなことを企業理念におく会社は日本中たくさんあると思いますが、DXやメタバース、Web3など時代の流行に乗ってやり繰りしようとするのではなく、小さいことからコツコツと問題を解決されているというのは具体性があって響きました。

他にも視聴した講演でそれぞれ語りたいことはたくさんありますが、長くなるので(すでに長い)心に残ったワードだけメモとしておいて置こうと思います。

・ アジャイルネイティブ
・SDGsネイティブ
・インターンの募集でもアジャイルを全面アピール
・トップダウンは抑制フォースを、ボトムアップは推進フォースを高める
・プロダクトの7つの側面
・ワラ分析
・アジャイルQAマニフェスト(5つあるよ)
・アジャイルハウス
・一人から始める(”一人から始められる”ではない)
・コーチとしてのマインドが重要
・EdTech
・武田薬品
・いちばんやさしいアジャイル開発の教本

一つでも気になるものがあった方は公式サイトから資料をダウンロードして探して見てください。(資料が載っていないトピックもあります)

最後に

初めてAgileJapanに参加(視聴)しましたが、やっぱりカンファレンス系はモチベーションアップになりますね。RWCしかり。

研修としてAgileJapanに誘ってくださった角田さん、そしてAgileJapanへの参加の機会を提供していただいたITOCさん、本当にありがとうございました。

Agile Shimaneの再開かそれに代わるものを頑張って作ろうと思うので、本記事をちらっとでも呼んでくださった人は、こっそり応援してくださると嬉しいです。こっそりじゃない応援も大歓迎です!

一緒にやろうという人は大大大歓迎です!


おわり


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