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最新のiPad Proは不要?型落ちiPad Proを2ヶ月使った感想

こんにちは、ヤマトです。

今回は型落ちのiPad Proを2ヶ月使った感想を書いていきたいと思います。

僕が購入したのはiPad Pro11インチ(第2世代)Magic KeyboardApple Pencilです。

2022年2月現在で最新のiPad Proは第3世代です。

先に結論から書きますと、iPad Proは11インチなら第1世代以降、12.9インチなら第3世代以降なら十分すぎるスペックです。

購入場所

今回僕はApple公式ストアにある整備済製品というものを購入しました。

整備済製品を購入すると以下のものが手に入ります。

Apple純正の交換パーツ(必要な場合)を搭載し、徹底的なクリーニングと点検が行われた「新品同様」のデバイスが届きます。整備済iOSデバイスには、新しいバッテリーと外装が搭載されています。すべてのデバイスに、アクセサリやケーブル、オペレーティングシステムがすべて同梱されています1。Apple認定整備済製品はすべて、新品の白い箱に梱包され、最短で翌日に無料でお届けします。返品も無料です。
https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/about

簡単に言えば、返品されたり店頭で展示されていた古いモデルを新品同様に作り直して販売しているというものです。

価格は型落ちな分安くなりますが、品質は新品と言っても問題ないのでお得にiPadを購入することのできるサービスです。

Macなどその他の製品もあるのでぜひ一度訪れて見てくださいね。

iPad Air(第3世代)との違いは?

僕はもともとiPad Air(第3世代)を使っていました。

そんな僕が感じる違いを書いていきます。

リフレッシュレートの違い

iPadシリーズで唯一iPad Proにはプロモーションディスプレイという120hzに対応したディスプレイを採用しています。

リフレッシュレートとは簡単に言えばiPadに映るパラパラ漫画の枚数のことです。

このリフレッシュレートが高ければ高いほど画面が滑らかに動くので、ゲームをしたり、ペンで絵や文字を書く時により快適になります。

僕は元々ノートとして使うことをメインにしつつ、PUBGモバイルというゲームもプレイするのでリフレッシュレートの違いを顕著に感じます。

特に手書きでは追従性がとても良く、ストレスが少ないですね。

PUBGモバイルはスマホゲームでは珍しい90fpsに対応しています。

iPad Pro以外のiPadやiPhone13 Proシリーズ以外のディスプレイは60hzなので、実戦では有利な場合があります。

画面サイズの違い

iPad Air(第3世代)を買う前に僕はiPad第2世代とiPad Air2を使っていましたが、どちらも9.7インチでした。

なのでiPad Air(第3世代)の10.5インチを最初に見た時大きいなと感じましたが、11インチはさらに大きく感じます。

数値上は1インチも変わりませんが、映画などの映像を見ている時にその差を強く感じます。

YouTubeの動画の多くはiPhoneなどのスマホの縦横比に編集されています。

iPadはiPhoneと縦横比が違うので余白ができてしまいますが、そう言った時画面のサイズの違いを実感しますね。

アプリなどの動作の違い

型落ちと言えど、iPad Proなので動作は圧倒的に滑らかです。

友人はiPad Pro12.9インチ(第5世代)のフルスペック、つまり最新モデルの容量2TBを使っているので、動画編集などを実際にして書き出し速度などを比較しました。

厳密に時間を測ったわけではありませんが、僕のiPad Proで3/4程度書き出しが終わった時点で既に友人のiPad Proは書き出しが終わっていました。

しかしiPad Air(第3世代)との書き出し速度の差は十分あり、圧倒的なスペック差を感じます。

その他でもカクツクといった現象はほぼ起きません。

大したスペックを要求されない作業ですらもその差は歴然です。

アクセサリの違い

アクセサリの違いとしてはキーボードとApple Pencilが挙げられます。

具体的にはMagic KeyboardSmart Keyboardの違い、Apple Pencil 第1世代第2世代の違いがあります。

キーボードについてはMagic Keyboardについて書いた記事がありますのでそちらもご覧ください。

軽く書くのであれば、トラックパッドの有無、キーボードの打ち心地、背面カバーの有無、充電用Type-Cポートの有無といったものがあります。

どれをとっても進化をとても感じます。

圧倒的に使いやすいです。その代わりとても重いのは欠点ですけどね。

Apple Pencilの違いはなんといってもワイヤレス充電とダブルタップでしょう。

これは第1世代には戻れないというくらい便利です。

特にワイヤレス充電は充電のし忘れをしないのでとても便利です。

生体認証の違い

これはこのご時世ですので賛否両論の分かれる問題だと思います。

iPad Pro11インチの全世代、iPad Pro12.9インチの第3世代以降のモデルのみFace IDを採用しています。

マスクが必須とも言えるこのご時世に顔認証はという声も多く、実際iPad Air(第4世代)はTouch IDのみ搭載されました。

当然iPad Air(第3世代)もホームボタン式のiPadなのでTouch IDです。

しかし正直iPadはFace IDの方が便利です。

iPadは気軽に一瞬開いてすぐにしまうものではないと思います。

何らかの形で一度使い出すとしばらくの時間使い続けますよね。

その点でiPhoneとは大きく異なると思います。

なのでiPadはFace IDの方が意外と便利だったりしちゃうんです。

外で使うときパスワードを入力するのは少し面倒ではありますが、それでも何かと認証をすることの多い時代ですので家で使っているときに何もしなくてもそのまま認証してくれるFace IDは便利です。

これには非常に驚きましたが、Face IDは暗闇でもできるんですよね。

明るいところでしかできないのかと思ったら、赤外線などを駆使して解錠しているので真っ暗でも使えるんです。

今調べて知ったのですが、Apple公式ページにもそのような記載がしっかりとありました。

アプリをインストールしたり、保存してあるパスワードを開いたり、メールを非公開というiCloudの機能を利用したりと多くのシーンで認証を求められます。

このようにFace IDをするシーンはそこそこ多いのでいちいち手を伸ばす必要のない顔認証はとても便利です。


ちなみにiOS15.4でiPhoneはマスクを着けたままでもFace IDでロック解除できるようになるそうですが、iPadではそれができないそうです。

現在はまだベータ版リリース段階ですので、今後マスクを着けたままでも解除できるように改良される可能性はあります。

充電ポート、イヤホンジャックの違い

充電ポートはiPad Pro11インチの全世代、iPad12.9インチの第3世代以降、iPad Air(第4世代)にはType-Cポートが搭載されています。

また上記以外のモデルはLightningポートが搭載されています。

この差は正直でかいです。

充電速度、転送速度においては圧倒的な差があります。

ちなみにiPad Pro11インチとiPad Air(第4世代)は同じType-Cポートでも転送速度は少しiPad Proの方が早いそうです。

充電速度も同じ60Wまで出力できるアダプタを使ってもiPad Proの方が速いように感じます。

少しではありますが、iPad Proの方が搭載されているバッテリーの容量が大きいことも影響していないわけではないのでしょうが、iPad Airは購入から1年半ほど使っているのであまり変わらないかiPad Proの方が多いと思います。

しかしどちらの端末も30Wのフルスピードで充電をしていれば、焦ったくて仕方ないということはありません。

またイヤホンジャックについてですが、これはできればつけて欲しかったというところです。

PUBGモバイルをするときはiPhoneについてくるEarPodsを使っているのですが、イヤホンジャックがないので仕方なく変換アダプタを買いました。

この変換アダプタはなぜか純正品が最も安いので純正品を買いましょう。

確かに純正品よりも安いのがないわけではありませんが、見るからに怪しいものなのでおすすめはできません。

純正品なのに社外製品より安いので選択の余地はありません。

スピーカーの違い

これは顕著です。

そもそもiPad Pro以外は全て2スピーカーです。

iPad Air(第4世代)とiPad mini(第6世代)は横向きにスピーカーが付いているので、画面を横にした場合にのみステレオ再生ができますが、縦ではできません。

おまけ話ですが、iPad Airやminiに開いている左右のスピーカー穴のうち左右1つずつはただの穴でスピーカーは搭載されていません。
技術的に厳しかったそうですが、差別化の一環でしょうね。

話を戻しましょう。

当然iPad Air(第3世代)はホームボタンのある側にしかありませんので、横に向けておくと右ばかり聞こえます。

その点iPad Proは常にステレオサウンドを楽しめる上に空間オーディオにも対応しているのでとても音質は良いです。

唯一欠点としてあるのは、4スピーカーゆえか音量が大きいことです。

最小音量で動画を見ていても少し大きいことも多く、もう少し最小音量の幅を広げてほしい気もします。

とはいえステレオで楽しめるだけで映画などの迫力は格段に上がりますし、必要に応じてイヤホンを使えば問題はないかなと思います。

カメラの違い

これはレンズの枚数から言って全然違いますね。

まず超広角カメラが便利すぎます。

書類をスキャンするシーンは説明する時に代表例として挙げられますが、そうじゃなくても普通に便利です。

近距離でのピントも超広角の方が合いやすかったりするのでかなり高評価です。

またインカメも1080p60fpsに対応しており、インカメを使うシーン(ビデオ通話など)ではとても重宝しますね。

フラッシュも付いていますが、真っ暗の環境で何か撮影しようと思ったことはないので良いかどうかはわかりませんが、ないよりはいいかなって感じです。

LiDARスキャナについては1度だけ使ってみましたが、それ以外のシーンで自分から使ったことはありません。

もしかしから背面カメラでの撮影では使っているのかも知れませんが、ユーザーとして何か思うことは特にありません(笑)

iPad Pro全体の感想

今までiPad Air(第3世代)との違いを中心に書いてきましたが、単純にiPad Proを使った感想をここから書いていきたいと思います。

見た目

これは正直普通にカッコいいです。

丸みがなく角のあるデザインはかなりカッコいいです。

少なくとも僕は好きですね。

これってかなり大きいと僕は思います。

使う時のモチベーションになるし、あちこち持ち歩きたくなりますからね。

背面に指紋がベタベタ残るのは少し嫌ですが、Magic Keyboardを脱着するときに軽くふけばあまり気になりません。

またカメラが出っぱっているのはかなり嫌です。

iPhone14では完全に平面になるという噂もありますがiPhone・iPad共にぜひそうしてほしいものです。

重量

Magic KeyboardからESRのシンプルなケースに付け替えた時、軽くなりすぎて衝撃を受けました。

それくらいMagic Keyboardとセットで持つと重いものです。

なので持ち運ぶときはカバンのサイズによってはかなり重くなるかもしれません。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に軽くまとめておきます。

iPad Proの最新モデルのフルスペックと比較すると流石に劣る面も少なくありません。

しかし日常でiPadを使っていてストレスがないのはもちろん、4K動画の編集・書き出しにも耐え抜くだけのスペックを十分に有していると思います。

整備済製品でiPad Air(第4世代)とほぼ同価格でこのスペックのiPadが購入できるのはコスパとして最高だと思います。

最新モデルが本当に必要な人は限りなく少ないと思います。

また最新のM1チップ搭載モデルの性能を活かし切れるアプリもないのが現状です。

2022年にはM2搭載のiPad Proが発売されるという噂もちらほら見かけますが、正直2020年発売はおろか、2018年発売モデルでもオーバースペックなくらいだと思います。

ちなみにiPadは3年周期で大きな変化が起こると言われることがあります。

2018年モデルでホームボタンが消えてから3年後である2021年にM1チップ搭載により、大幅なスペックアップを遂げました。

しかしその時点で極端にスペックの高い端末を作ってしまったが故に、iPad Proの性能はほとんど実感できないレベルでしか進化していません。

今後iPad Pro11インチモデルは姿を消し、iPad Airがその代わりになるのではという見方もあるくらいM1チップを搭載したiPad Proはオーバースペックなんですね。

もし動画編集を毎日するというくらい重い作業をするという方でなければ、整備済製品の型落ちiPad ProかiPad Airを購入して大丈夫だと思います。

もしスペック不足を感じたらiPadは比較的高く売れますし、2週間以内であれば返品もできます。

予算と相談しながらあなたにとって最適なiPadを見つけてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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