フルリモート組織のチームビルディング『29人の勇者で肉を食らう会』活動報告
はじめまして、コードキャンプの大和です。
弊社はフルリモートで働く組織ながら、コミュニケーション量がとても多く、毎日 Slack が活発に動いています。
豊富なコミュニケーションは、チームビルディングを進める上での鉄則です。
本日はコードキャンプがどうやってコミュニケーションが生まれる環境を醸成しているのか、その施策の一部をご紹介します。
『29人の勇者で肉を食らう会』
企画タイトルからは不穏な空気が漂っておりますが、まだページを閉じないでください(笑)
こちらの企画はコードキャンプの行動指針(果敢&一丸)を浸透させる趣旨で立ち上がりました。
行動指針の浸透した未来は、どのような状態なのか?
それを定量的に測るべく、行動指針にまつわるスタンプの作成数・利用回数を指標に景品がレベルアップするゲームを考案しました。
前述した通り、弊社は Slack が毎日たくさん動いているのでスタンプの作成/利用は既存のカルチャーとも親和性が高いと考えました。
こうして始まった、本企画。
結果的に、新たなスタンプが135個も生まれ、それら新スタンプの利用回数は658回に達しました。(一営業日あたり、6.75個の新スタンプが生まれ、それらが32.9回も送られた計算)
余談ですが、弊社の「ありがとうございます」スタンプは月間1,018回も利用されていたようです。
測定が終われば、次はイベント当日の準備です。
ケータリングする焼肉弁当を選定するわけですが、ここでリモート組織の前に大きな壁が立ちはだかります。
「(配送は)一部地域を除く」
弊社は南は石垣島、北は北海道、東はアメリカ、西は福岡で働くメンバーがいます。(決して誤字ではありません)
日本全国、そして海外にいるメンバーの自宅に届けてもらえる焼肉弁当を探すのには苦労しました。
しかし、弊社のコーポレートチームが機転を利かせ、一部個別対応で乗り切るなど最終的には万人に焼肉弁当が行き渡るよう果敢に行動していただけました。
おかげさまでイベント当日(9月29日の肉の日)の朝には焼肉弁当がそれぞれの自宅に届き、リモートランチの準備が整ったのです。
イベント当日は好きな部位ごとに部屋を分け、チーム対抗のプレゼン大会を開きました。
オリジナルのポエムを作って、魅力を訴求したカルビ。
論理的に味や栄養素を比較解説したハラミ。
豊富な食べ方とおすすめの焼肉店を紹介したタン。
龍が如くのワンシーンを流したホルモン。
シュラスコのお肉ですとアピールしたイチボ。
それぞれのチームの個性が出るプレゼン大会となりました。
一連のイベントを終えて
フルリモート組織はメンバーそれぞれのライススタイルに応じた働き方を実現できるものの、オフィスに集まっていたときのような一体感や連帯感を得にくくなりがちです。
そのような状況下でチームビルディングを進める=一丸となるには土壌づくりが欠かせません。
栄養分のない土地で作物が育たないように、コミュニケーションの土台がない組織ではチームビルディングは進みません。
まずはメンバー間のコミュニケーション量を高める、そうすることで少しずつ自然発生的なチームビルディングが期待できる環境が生まれます。
未開の土地を耕すように、最初のちょっとしたひと押しを工夫してみてはいかがでしょうか?
チームビルディング施策のご相談はいつでもお気軽に、以下のメールアドレスにお問い合わせくださいませ。
yamato.komura@codecamp.jp
コードキャンプ株式会社
古村 大和
関連記事
弊社のバックオフィスツールに関する完全解説
バーチャルオフィス「gather」の楽しみ方
フルリモートで機能するためのワークルール
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?