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フルリモート組織のチームビルディング『29人の勇者で肉を食らう会』活動報告

はじめまして、コードキャンプの大和です。

【筆者プロフィール】
コードキャンプ株式会社の研修事業部にて事業企画に携わる傍ら、個人事業主としての側面も持つ。チームビルディング研修の開発・運用を生業としており、マインクラフトを活用した独自の研修「チル研」を大手IT企業などに提供している。

弊社はフルリモートで働く組織ながら、コミュニケーション量がとても多く、毎日 Slack が活発に動いています。

とある社員の Slack 画面(通知が溜まっていなくて偉い…)
フルリモート組織なので、勤怠連絡も一言オンラインで

豊富なコミュニケーションは、チームビルディングを進める上での鉄則です。

本日はコードキャンプがどうやってコミュニケーションが生まれる環境を醸成しているのか、その施策の一部をご紹介します。

『29人の勇者で肉を食らう会』

企画タイトルからは不穏な空気が漂っておりますが、まだページを閉じないでください(笑)

こちらの企画はコードキャンプの行動指針(果敢&一丸)を浸透させる趣旨で立ち上がりました。

2022年度から一新された行動指針①「果敢であれ」
2022年度から一新された行動指針②「一丸となって」

行動指針の浸透した未来は、どのような状態なのか?

それを定量的に測るべく、行動指針にまつわるスタンプの作成数・利用回数を指標に景品がレベルアップするゲームを考案しました。

作成者の趣味で、謎にRPG風の導入スライド
タイトルスライド
企画の概要スライド
勝手に代表取締役を「漆黒の堕天使」に仕立て上げた、あらすじスライド
「すき家の牛丼も美味しいぞ」と盛り上がったクリア条件スライド

前述した通り、弊社は Slack が毎日たくさん動いているのでスタンプの作成/利用は既存のカルチャーとも親和性が高いと考えました。

スタンプの作成:
個々人が新スキルを習得する/既存スキルを磨くべく果敢に挑戦

スタンプの利用:
チームメンバーに賞賛や感謝の気持ちを伝え合うことで一丸になる

RPGのナレーションをイメージ(筆者の自己満足)

こうして始まった、本企画。

結果的に、新たなスタンプが135個も生まれ、それら新スタンプの利用回数は658回に達しました。(一営業日あたり、6.75個の新スタンプが生まれ、それらが32.9回も送られた計算)

余談ですが、弊社の「ありがとうございます」スタンプは月間1,018回も利用されていたようです。

感謝の言葉、こんなん なんぼあってもいいですからね〜

測定が終われば、次はイベント当日の準備です。

ケータリングする焼肉弁当を選定するわけですが、ここでリモート組織の前に大きな壁が立ちはだかります。

「(配送は)一部地域を除く」

弊社は南は石垣島、北は北海道、東はアメリカ、西は福岡で働くメンバーがいます。(決して誤字ではありません)

日本全国、そして海外にいるメンバーの自宅に届けてもらえる焼肉弁当を探すのには苦労しました。

しかし、弊社のコーポレートチームが機転を利かせ、一部個別対応で乗り切るなど最終的には万人に焼肉弁当が行き渡るよう果敢に行動していただけました。

おかげさまでイベント当日(9月29日の肉の日)の朝には焼肉弁当がそれぞれの自宅に届き、リモートランチの準備が整ったのです。

ぷち贅沢な焼肉弁当のご尊顔

イベント当日は好きな部位ごとに部屋を分け、チーム対抗のプレゼン大会を開きました。

「gather」のバーチャル空間で会場を設計
当日は好きな部位ごとにチーム分け
自分たちの愛する部位の魅力について、プレゼン形式で対決しました
白熱した様子を撮り忘れた主催者の図(イベント終了後に一人で撮影)

オリジナルのポエムを作って、魅力を訴求したカルビ。

論理的に味や栄養素を比較解説したハラミ。

豊富な食べ方とおすすめの焼肉店を紹介したタン。

龍が如くのワンシーンを流したホルモン。

シュラスコのお肉ですとアピールしたイチボ。

それぞれのチームの個性が出るプレゼン大会となりました。

一連のイベントを終えて

フルリモート組織はメンバーそれぞれのライススタイルに応じた働き方を実現できるものの、オフィスに集まっていたときのような一体感や連帯感を得にくくなりがちです。

そのような状況下でチームビルディングを進める=一丸となるには土壌づくりが欠かせません。

栄養分のない土地で作物が育たないように、コミュニケーションの土台がない組織ではチームビルディングは進みません。

まずはメンバー間のコミュニケーション量を高める、そうすることで少しずつ自然発生的なチームビルディングが期待できる環境が生まれます。

未開の土地を耕すように、最初のちょっとしたひと押しを工夫してみてはいかがでしょうか?

チームビルディング施策のご相談はいつでもお気軽に、以下のメールアドレスにお問い合わせくださいませ。

yamato.komura@codecamp.jp

コードキャンプ株式会社
古村 大和



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