雨の日を楽しむ、と決める

雨の日はなぜよく眠れるんでしょうね。
寝坊しがちな朝はたいてい雨の日です。
いつまでも眠っていたいのですがそうもいきません。

①とっておきの雨の日グッズを用意する
②植物になったつもりで妄想する
③雨がやんだら次の日は晴れる
④雨の日を楽しむ、と決める

雨音が定期的なので、音で癒されます。
車の喧騒などの音が抑えられて静かで、湿度も睡眠に適しているのでよく眠れるのかな、と思っています。
雨の音をひたすら流す動画で眠る方の氣持ちが分かります。

①とっておきの雨の日グッズを用意する
可愛らしい傘を見つけたので、一目惚れの衝動買いをしてしまいました。
傘を使いたいから、雨よ降れとまで思ってしまいます。
雨風が強い時には壊れるから使いません。
雨天時、テンションが上がるような素敵なグッズを用意できるといいですね。

②植物になったつもりで妄想する
雨の次の日は水分が土にふんだんに含まれていて柔らかく、根から草木が抜けるほどになっています。
人間の身である我々はなかなかそのまま雨にうたれたりはしませんが、植物であれば氣持ちいいのだろうなと妄想します。
咲いている花の蕾に露がこぼれてそれは美しく、静かに咲き誇るのを待っていたりします。
お手入れをされている近所の庭も美しいので、目の保養にしつつ、時間と手間暇と金銭もかかっているであろう植物に思いを馳せます。

③雨がやんだら次の日は晴れる
雨の日の翌日はたいがい晴れます。
抜けるような青空が待っています。
雨の日が悪くて晴れの日がいいなんてのは人間の都合です。
雨の悪口は言ってはいけません。
いつまでも雨は続かないし、晴れの日も続かないものです。
雨でも雲の向こう側は晴れているのでしょう。
梅雨時みたいに雨が続いた後の青空には救われます。

④雨の日を楽しむ、と決める
これが一番大切な心持ちかと思われます。
つらつらと書いてきましたが、もうこれだけです。
雨の日を楽しむ、と自分の心に決め落とし込むのです。
決めるとそうなります。
全ては自分のフィルターを通した感覚です。
自分の世界は自分が作り上げています。
どう受け留めるのかも自分次第です。
意味なんて後付けです。
楽しいから笑っているのではなく、笑っているから楽しいことがある、と同じような感覚です。
雨の日を楽しむ、と決めた人に向かって幸運は飛び込んできます。
あとは氣付くだけ、です。
目の前にある幸運に氣付ける自分でありたいものです。

しょせん人間の都合なんて自然現象には関係ありませんので、洗濯物が乾かないなど些末なことです。
雨が降らない地域ではシャワーで済ませることが多い中、日本での湯船にお湯を張り肩までつかれる習慣は、この世の極楽かと思われます。
誰かにとっては待ちに待った恵みの雨なのかもしれません。
水やりをしてもらえない植物には生命の源、命そのものです。

明日、我々が必ず目が覚める保証なんてどこにもありません。
雨の日が今生最後の景色になるかもしれません。
雨の日も楽しむ、と決めました。

素敵な雨の日をお過ごし下さい。

#雨の日をたのしく