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東京すしアカデミーで寿司の修行

東京すしアカデミーという場所で寿司の勉強を1ヶ月してきました🍣

イナダ(ブリの出世魚)を持つ自分。この後美味しくいただきました。

International コースを選択して英語にも触れながら、寿司の勉強をするというチャレンジングな環境でしたが、最終的には他の学生とも仲良くなって飲みに行ったりご飯たべたりして最高の期間になりました。

なぜ寿司を勉強したのか

元々熊本県の天草市というほぼ島国で生まれ育ったこともあり、海が近かったので釣りに行ったり、新鮮な魚を食べたり、地元の海鮮の居酒屋でバイトしたりと、魚に触れ合う時間が長く、ちゃんと魚を捌いたり魚の料理をやりたいなと思っていました。Youtubeで 「きまぐれクック」をよく見ていたのも理由の一つです。
また、これから海外に出て行くときに何か話す話題や、役に立ちそうなスキルが欲しいと思っていました。海外の人に会う度に「毎日寿司食べてるの?」「寿司握れるの?」と言われることもあるので、「握れるよ!」と言えたら楽しそうと思ったからです。
そして料理のスキルは一生物だと思うので、家でパーティーするときや魚釣りの後に魚を捌いて寿司を握れたら他の人を楽しませることもできるなと思い、寿司を勉強しようと決めました。

勉強したこと

寿司に関することは網羅的に勉強できました。酢飯、シャリ、ネタの切り方、握り方、細巻きの巻き方などなど。アニサキスのことも勉強して実際にアニサキスを探し出すみたいなこともしました。サバの身にブラックライトを当てると、アニサキスだけが発色するので宝物を見つけるようにみんなで探し当てていました。魚の種類も豊富で、イナダ、アジ、タイ、サバ、穴子、サーモン、マグロなどなど、貝はアワビ、ホッキ貝、赤貝を捌きました。

真鯛も捌いて、刺身と寿司に。
可愛いコウイカ
ヒラメ。2日寝かせると美味しい。
でかいサーモン。海外の人はサーモンが大好き。他の魚よりもテンション上がってた。
捌き終えたサーモン
サーモンの顔。舌みたいなものがあって面白い。
穴子とししとうの天ぷら。他の日本料理をやることも。

海外との文化の違い

今回授業を一緒に受けてみて、海外の方との文化の違いを感じました。授業中にわからないことがあればガンガン質問して、知識を自分のものにするという姿勢がすごかったです。また授業中にダンスしたり、歌ったりと自由気ままなところが印象に残っています。卒業するにはにぎりのテストと細巻きのテストをパスしなければいけないのですが、そのテストをパスした後のランチではみんなで日本酒を飲んで、次の授業を受けていて、こんなこと日本人じゃありえないなと思っていました笑。

テストをパスしたのでみんなで日本酒を飲んだ

メンバーと英語

今回はいろんな国籍の方がいました。マレーシア、クロアチア、スペイン、ポーランド(日本人とのハーフ)、タイ、カナダ、アイルランドでした。非ネイティブの方もたくさんいて、その人たちとの会話はたまに詰まることもありますが、意思疎通がちゃんと取ることができました💪しかし、ネイティブの方(特に強いアクセントがあるアイルランド)の英語がほとんど聞き取れず、自分の英語力がまだまだだという実感と情けなさを感じました。ただ、1ヶ月一緒にいたので最後の方にはやっと聞き取れるようになってきたなと成長も感じました。英語を話す練習をしなければいけない。。。!!!

思い出

入学証をなくしてしまったポーランド人がいたのですが、拾ってくれた日本人がすしアカデミー宛に匿名で郵送してくれたのです。手紙付きで、「お困りのことでしょうから、郵送しました。日本を楽しんで、美味しいお寿司を握れるようになってください。」というメッセージ付きで自分も感動しました。また、スマホを酔ってなくしたアイルランド人のサポートを自分がして、2週間ほど警察とJRに電話でやり取りしたのち、スマホが見つかった時は2人で抱き合いました笑。全員が言っていたのは、「こんなこと日本でしかありえない!」です。海外ではスマホが戻ってくることはないし、落とし物を届ける文化もないらしいです。日本が海外の人にとって素晴らしい場所だという印象を持ってもらえたのは嬉しかったです。

包丁

ガジェット好きの自分からしたら包丁を使うことや購入することはとても楽しく、いろんなものが欲しくなりました。用途にしたがって包丁を変えるのですが、入学に必要な右の和包丁を3本購入した後に、先生が使っていた左の包丁を購入しました。包丁の素材の話や研ぎ方の話はとても深く、理解するまでには至ってませんが、これから包丁についても詳しくなれるようにしたいです💪
左から洋包丁(杉本)、柳包丁(堺孝行)、薄刃包丁(徳蔵)、相出刃(釜浅商店)です。

自分の包丁。一番左がお気に入り。

握ってきた寿司

自分が握った寿司のコレクションです。時系列順なので少しずつ上手になっているはずです。寿司握るのは本当に楽しかったです!

たまごで細工したり、エビのにぎり。少しぽっちゃり。
イナダとアジ。可愛いフォルム。
ホッキ貝、ホタテ
細巻き。中心からズレてる笑
バッテラ
ハマチ。先生に「その細巻き具入れすぎ」と言われて巻いたら中身出そうだった。
マグロと刺身
サーモンとカリフォルニアロール。海外の人はカリフォルニアロールが大好き。他の魚よりも食いつきがいい。
太巻きとカリフォルニアロールと、寿司の天ぷら(中央の上)。寿司を揚げるのは意味わからなかったけど海外では普通らしい。美味しかった笑
穴子。捌くのが一番大変。手を切った😭
サーモンの押し寿司。お持ち帰り専用みたい。普通の握りの方が好き。
アジフライと味の握り。デザインが入ると美味しそうに見える。アジフライ最高だった。
アジの姿作り。綺麗に仕上がったので満足!にんじんで作った蝶がお気に入り。
細巻きテスト合格!85/100
ビーガン向けのベジタブル寿司。見た目は綺麗だけど、やっぱり魚がいい。
握りテスト合格した後の、盛り付け!握りテスト全部で26巻握ると合格で、 12/12, 13/13, 11/14 の合計35巻で合格! もう少しでパーフェクトだったので残念。
イカの寿司。飾り包丁入れると甘くなって美味しい。
海外スタイル。米を揚げる、クリスピーライスという寿司。うまい。
貝、アジ、たこ。アジの握り上手になったかも。
ヒラメと鯛。最初と比べると全体的に細身になって綺麗な形になっている。
タイの作りと寿司。タイ美味しいですよね。湯霜と焼き霜してあって皮目が美味しい。
コハダ。友人が綺麗に撮ってくれた!素晴らしい。


最後に

異文化交流も寿司の勉強も最高に楽しく人生で一番時間が経つのが早い5週間でした。寿司を握れるようになりましたが、半人前とも言い難く、勉強することがたくさんあることがわかりました。これからは趣味として技術を上達させたり、副業でやる機会があればぜひやっていきたいと思います!英語がまだまだということを痛感させられたので、英語の勉強も引き続きやっていきます💪 寿司が食べたいと思った時はぜひ呼んでください〜!寿司握ります🍣

先生とみんな。最高の仲間でした!
海外っぽく帽子を投げて卒業。一回やってみたかった。


みんなでサインを書き合いっこ。先生の絵が素敵。
お疲れ様でした〜!

次の目標

次はカナダでモバイルアプリのエンジニア(Flutter)になることを目標に仕事を探していきます!良い企業を知っている方や、どのようにカナダで仕事を取れるかを知っている方はぜひご相談させてください🙇寿司も握らせてください🍣
海外で仕事するという目標を達成できるようにやっていきます!!

それではまた👋


寿司の画像が流れてくるかもしれない自分のインスタアカウント


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