COTEN RADIOを聞いて②

「COTEN RADIOを聞いて①」の続きです。

栽培面積や売上といった一般的な営農目標から、社会的なインパクトという見方で仕事の規模を大きくしたいと考えるようになりました。
逆に言うと、今生き残っている百戦錬磨の農家と戦う方法として、ソーシャルグッドを求めていくようなものしか難しいだろうなとも思ってます。
YAMATARO F&Cの生き残り方は「社会から必要とされる農家」になることだと思いました。

まず本業である農業生産において考えると、①美味しい、②安い、野菜を作ることだと再確認しました。
②の安いについて、記事「産直農家を目指して」で色々書いてますので、良かったら読んでください。
心情的には安売りってどうなのかという疑問もありましたが、プライドを持った安売りをすることを心がけることにしました。
それは「圧倒的なお買い得感」です。
値段を下げる方ではなく美味しさを上げる方向でお買い得感を出していきたいと再確認しました。
また産直なんだからスーパー仕入れ品よりは安く買ってもらいたいという所もちゃんとこだわろうとも思い直しました。

また社会的に必要とされるには、という中では以前に依頼があった小学校での授業をしっかりやるということを再確認しました。

ソーシャルベンチャー的な農家になろうと思ってから、たまたまですが教育関係の仕事が増えてきました。
①高校生に向けた、農家が考える地産地消の話
②小学生に向けた、農業という仕事の話
③小中学生が作る雑誌の取材
といった感じです。
ご依頼があって、自分が出来そうな話であれば基本的には受けようと思ってます。

講義依頼は商売で見ると割に合わない仕事です。
講義時間は短いですが、何せパワポ資料作成に結構な時間がかかります。
資料作ってる間は売上なしですから、機会損失も含めるとなかなか厳しい仕事です。

とはいえ、仕事選びの基準を「社会的インパクトの大きい順」にすると決めたので、なるべくやっていきたいと思ってます。

今年については人前で話をすることに慣れていることと、人に説明をすることに慣れていること、説明資料を作ることに慣れていることから、そこそこの授業になったかなと思いました。

小学生向けの授業はこんな感じです。

https://jiba949fuji.org/?p=1285

静岡県富士市では「学校給食を考える会」というものがあり、そこの代表とお付き合いがあって講師をすることになりました。

またSDG's的な取り組みについても少し進めていきたいと思ってます。
ちゃんと始まったら別の記事にてご紹介させて頂きます。


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