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夏休み 雲ノ平テント泊縦走③

3日目 鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平

3日目は鷲羽岳と水晶岳を経由してから、最終目的地の雲ノ平まで。昨日、一昨日に比べてコースタイムが短く、お昼ごろにはテント場に着く予定。

3日目の水晶岳が3泊4日の中で一番標高が高い。

2日目はこちら↓


朝起きた時はまだ雨がザーザー降っていたが、気合いでテントを片付けて6時前に出発。三俣山荘から鷲羽岳までの約1時間の道のりの間に雨が止み、雲が取れ、太陽が出てきた。一気に視界が広がって感動した。

鷲羽岳の斜面から。真ん中の赤い屋根が三俣山荘
鷲羽池と槍ヶ岳

鷲羽岳からは槍や穂高まで見えた。鷲羽池に降りる道があるのを知らなかったのでスルーしてしまったが、池の色がすごくきれいだったので、もっと近くまで見に行けばよかった。

ワリモ岳というピークを通って水晶小屋へ。鷲羽岳からワリモ岳への道は切り立っていいてスリリングな雰囲気が出ていた。
この日は天気がコロコロ変わり、鷲羽岳ーワリモ岳はガス、ワリモ岳ー水晶小屋間は晴れだった。

ガスがいい感じ①
ガスがいい感じ②

水晶小屋に大きい荷物を置かせてもらい、身軽になって水晶岳に向かった。往復50分ほど。途中から岩々した道になり、またガスで景色は見えなくなってしまった。景色が見えないので、水晶を探しながら歩いてみたら、それらしきものはけっこう見つかった。
水晶岳山頂でおやつを食べながら粘ってみたけれど、ガスは晴れず…。今まで奇跡的に全ピークで景色を見ることに成功していただけに残念。

水晶小屋から。真ん中奥に黒部湖が見える。
こんなにいい天気だったのに、
山頂はガスガス

水晶小屋に戻ってジュース休憩したのち、祖父岳を経由して雲ノ平に向かった。この区間もあまり天気がよくなかったが、登山道を歩く雷鳥夫婦がいてテンションが上がった。木のはしごがあり、雷鳥はどうするのかなと思って見ていたら、器用にぴょんぴょん跳んで登って行った。この4日間で一番のかわいさだった。

そんなこんなしているうちに雲ノ平到着!
とりあえずびしょ濡れのテントを乾かそうということで設営。まだ3張くらいしかなかった。そのうちの1人とお話しした。昨日から雲ノ平に泊まっていて、当初は1泊の予定だったが、もう1泊することにしたらしい。自由な山旅いいなーと思って話を聞いていた。

雲ノ平のテント場。意外と斜面なので、場所選びが大切。

雲ノ平山荘とテント場は徒歩10分くらいの距離があり、受付と昼食のために山荘へ行った。山荘は外も中もおしゃれなデザインだった。庭園のようなロケーションも相まって、外国のお話に出てきそうな感じ。

コバイケイソウのお花畑と雲ノ平山荘。屋根は赤色。
雲ノ平山荘にはテラスもある

13:30頃、受付を済ませて、雲ノ平手ぬぐいを購入。
そして、食堂でおでんとビール!ランチメニューが色々あって迷ったけれど、ビールに合うのはこれかな、ということで。1時間くらいダラダラと話しながら昼飲みを楽しんだ。

あったかおでんとビール!
雲ノ平の食堂。すてきな空間だった

飲んでたら青空が出てきたので、外に出て写真を撮ったり、庭園を散歩したりして夕方までのんびり過ごした。
あいにく夕日は見れなかったけれど、次回の楽しみということにした。次は高天原温泉と雲ノ平を目指す旅をしてみたい。

晴れ間の雲ノ平
夕方のおしゃべりタイム

夜ごはんを食べ終わったら天気が崩れてきたので、この日も明日に備えて早めに就寝。いよいよ3泊4日の旅も明日で終了。。

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