GWくじゅうテント泊登山①
2022/5/2(月)-3(火)
1日目:牧ノ戸峠→星生山→久住山→稲星山→中岳→坊ガツル+大船山
2日目:坊ガツル→長者原→牧ノ戸峠
初!九州の百名山
九州の山は福岡の宝満山と油山くらいしか行ったことがなかったので、くじゅうがどんな山なのか想像がつかなかった。事前情報は、坊ガツルのテン泊無料!法華院温泉で入浴可能!くらい。どきどきワクワクで当日を迎えた。
今回は熊本から登山口へ。登山口に行くまでの道中で、すでに見たことない景色が広がっていた。一面緑の草原。あとで知ったけれど、阿蘇の巨大な火口壁を通っていたらしい。
牧ノ戸峠には朝7時前に着いた。駐車場は9割くらい埋まっていた。
晴れているがけっこう寒いので、レインウェアを羽織ってスタート。
最初は舗装された道を歩く。0.5㎞ほど歩いたところに展望台があり、由布岳が見えた。天気が良くて最高の登山日和である。
展望台を過ぎると山道らしくなってきて、岩場も出てきたりしたが、基本的に道幅が広く、歩きやすかった。
扇ヶ鼻の分岐を過ぎるとだだっ広い草原(西千里ヶ浜)が広がっていた。
全体的にスケールが大きいというか、ダイナミックというか。九州の山ってすごいと思った。火山で背の高い木が生えておらず、遠くまで見渡せるというのもあるかもしれない。
星生山までは最短ルートを選んだのだが、直登!という感じの道だった。36Lのテン泊装備を背負っているのでけっこう息が切れる。手も使ってよじ登った。
登りきると阿蘇と由布岳が両方見えた。ガスの出てる硫黄山もすぐそばに見えた。いつまでも眺められる絶景だが、今日はあと4つピークを目指すので、休憩もそこそこに歩き始めた。
一旦、鞍部にある避難小屋に行き、大きい荷物を置いた。身軽な状態で久住山、稲星山、中岳を周回する計画。
まずは久住山へ。頂上までの道はザラザラの砂と岩が混ざったような感じで滑るので、なかなか進まなかった。
山頂到着は9:40。ここも360°見渡せる絶景スポットだった。
お次は稲星山。久住山から稲星山を見ると、山頂まで平坦な道が続いているように見えたので、調子に乗って走ってみたら、鞍部まで下りて登り返す急坂が陰に隠れていた。トレラン区間は3分くらいで終了…。
10:10稲星山到着。この山は他の山とちょっと雰囲気が違った。土の色のせいかな。
稲星山からはまた鞍部へ一旦下りて、九州本土最高峰の中岳へ。
10:35中岳到着。九州(島を除く)で今一番高いところにいるのか…と、ちょっと感動した。
避難小屋に戻る途中に御池というすごくきれいな池があったので寄ってみた。遠くから見るときれいな水色で、近づくと透明だった。
避難小屋で荷物を回収したらあとは今日の宿泊地、坊ガツルへ。
坊ガツルまでは1時間ちょっとの道のりだった。途中、岩々した道を下ると砂漠のような広い荒野が出てきてびっくりした(北千里ヶ浜)。特撮をやってそうな雰囲気だった。
そこから、もう一段階下ると法華院温泉に着き、さらに10分ほどで坊ガツル到着。12:35頃着。
坊ガツルはめちゃくちゃ広い草原だった。(正確には湿原らしいが)
広々としていてとても気持ちがいい。まだお昼過ぎなので、テントを立ててご飯を食べたら、大船山に行くことに決定した。
長くなったので今回はここまで。つづく。
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