マガジンのカバー画像

感じたこと、思ったこと

31
普段思ったようなことを綴ります。
運営しているクリエイター

記事一覧

本の読み方について「ハッ…」とさせられたことがある

昔、自分は言われたことがある。 「自分が共感できる本ばかり読んでさ、自分の価値観と合う人だけ注目してさ、自分が正しいって酔いたいためだけに本を読んでるじゃん」 なかなか、キツイ一言だった。 自分が気になる本を買って読んでみることがあるだろう。 自分が興味を持って読んでみる本があるだろう。 題名を見て「確かに」と納得して読んでみる本があるだろう。 内容を読んでみて、ある一文で「この人の言ってること分かるわぁ」と共感することがあるだろう。 読み終えたあとに「この本面

およげ、たいやきくんは海に落ちたときあんこどうなるんだっけ

毎日毎日、鉄板の上で焼かれていた「たいやきくん」は、嫌になってしまっていた。 同じことの繰り返しは、飽きてしまったり、嫌になったりしてしまうのだろうか。 それは「刺激が無くなる」ということ、だと僕は思う。 人々は刺激を求める。ドーパミンがどうやらこうやら、脳科学的にもその通りなのだろう。 毎日同じことの繰り返しが嫌なわけではなく、毎日同じことを繰り返した結果、脳が刺激を感じなくなってしまうのだ。 これは恋愛の面で見ても同じだ。長く付き合ったカップルがマンネリ化をして

あなたに足りないものは、周りへの共感力だよ

「自分の都合だけで生きるのは辞めた方がいいよ」 「貴方は自己愛性パーソナリティ障害だよ」 と、交際相手から言われたことがある。 要するに自分勝手なナルシストだということだ。 はっきりと言われるまでは、自分で自分のことを自分勝手な人間だと思ってもいなかった。 これっぽっちも思ってもいないことだから、言われた時だって、何言ってんだよこいつはと反抗的に感情が動いていた。 自己愛性パーソナリティ障害… 共感力が低いらしい。 そんなことはない。主人公の気持ちは分かるし、相手

変わらない繋がりをもとめて

小、中学校時代のチームメイトが集まり、野球をした。 毎年同じ時期に、少年野球チームが開催する草野球トーナメントがあるのだ。 当時の監督のもとで、年に1回のガチバトルが始まる。 僕らは何歳になったとしても、あの時あの瞬間で時が止まったかのように、何事もなかったように時が再開する。 同じように笑って、同じようにプレイするのだ。 変わらない関わり方で、同じような思いを抱えて。いつまでも監督の前ではいち選手として。 変わったことは、髭が生えている人がいることや、お腹のベルト

「書くこと」が嫌になってしまう時もあったけど、100日間noteを続けてみた。

今日の投稿で、100日目をGETした。 正確に表現すると、書くことが「嫌」ではなく「書きたいけど書けない」という表現が合っていると思う。 とりあえず「毎日書いてみよう」と意気込んでチャレンジをして、続けられたことは嬉しく思う。 けれども、毎日満足のいく内容を投稿できたかと言われると疑問が残る。いや疑問しか残らない。 つぶやき機能でどうにか誤魔化した日も多々あった。(noteさん、それでも継続と判断してくれてありがとう) なぜそんなことになってしまうのか。 いくつか理

デッドボールを当てたら謝りなさい。SNSで言葉をぶつけている人よ

日本ではデッドボールを当ててしまったら、帽子を取って謝罪をする。海外では、しきたりが違うのだが日本ではそれが美学である。 SNSで日本人がデッドボールを投げすぎている。 日本野球機構がこのような発信をしていた。内容としては「SNSでの選手やコーチ、監督への誹謗中傷が酷すぎる、このまま看過はできません」と言ったものだ。 そもそも自分には関係のないことを、よくもまあ強く言えるもんだ。頭にぶつけているにも関わらず帽子は取らない。むしろ笑っている。 SNSで誹謗中傷を繰り返し

カモフラージュカレールー

僕は、人からこう思われてるのではないかと考えてしまう癖がある。 「そんなことまで気にしなくていいのに」と言われることは多い。 けれど、勝手に気にかけてしまうのだ。どうしようもない。 夕飯を買いに行くために、スーパーに行った。今晩は何にしようかなと考えながら、最近カレーを食べていないことに気がついた。 今日は久しぶりにカレーにしようと意気込み、スーパーの入り口でにんじんや玉ねぎ、じゃがいもをカゴへと入れる。 家にはカレールーが無いので、バーモンドカレーを選んでカゴに入

「パンはパンでも食べられないパンはな〜んだ」の正解を聞いた話

「パンはパンでも食べられないパンはな〜んだ?」と聞かれたらなんて答えるだろうか。 友だちの子どもに聞かれて「う〜ん、分かんないなぁ」と答えると、ムスッとした顔でどこかに行ってしまった。 その子は母親にも同じ質問を投げかけていて、パンダかなぁと右手を顎辺りに置きながら母親が答えたら、満足げな顔をして「ぶぶぅ〜フライパンでした!」と言っていた。 なぞなぞであれば、パンダもフライパンも正解なのではなかろうか。 なぞなぞの概念も分からなくなってしまったし、子どもに聞かれてどの

友だちの作り方は、大人になっても分からない

友だちは大切にしなくてはいけない。 小さいころから、なんとなく分かっていながらも、今まで大切にできていたのだろうかと自分に問うと、答えるのが難しい。 「あなたは友だちを大切にして来ましたか?」と神様に聞かれても「ま、まあ、たくさん遊んだし、たくさん話したりしたかな…」というくらいの自信の無さだ。 「それではいけません、あなたは地獄行きです」と神様に言われたら「ま、まさか、そんなことはないよ。と、友だちに対して十分に尽くしたよ」というくらい無駄に自信を出して、地獄行きを逃

なんのために、自己啓発本を読むのか

前に付き合っていた人から「自分が良いと思ったところだけ納得して読んでいたら、新しい価値なんて読み取れないじゃん」と言われたことがある。 当時は「そんなことないよ」なんて強がって言ってみたけれど、今思うと存分にそんなことある。 社会人になりたてで、とりあえず自己啓発本をたくさん読んでいた時だった。 「この筆者の言ってることは納得できるな」と感心しながら読み進めていたことは、もう既に自分の中の価値観として持っているものだった。 反対に、この筆者の言ってること訳わからないな

活字が読めなくなってきたら、心が疲弊してる証拠

昨年の営業マン時代。忙しい日々が続き、本を読もうとページを開いても、全く読み進めることができずに本を閉じてしまうことがあった。 活字が嫌いになったわけでもない。けれど読めない。 不思議と読めなくなるのだ。 大体こういう時は、心身共に疲れている。特に心が疲れていることが多い。朝から晩までずっと仕事をして、帰ってからも残った仕事をして、休みの日にもお客さんから電話が掛かってきて。 心を休めることなく、日々を過ごすことになる。 そうなると、心の容量が一杯になってしまって、

毎日使うモノには、高い金を払って良いって話

大学生の時に友達が言っていた。 「毎日使うモノは、高いもの買ったほうが良いよ」 どういうことかと思ったが、説明を聞いて妙に納得してしまったことを覚えている。 「10万円のマットレスはさ、高いなって思うけど、10年使うとなったら、全部で3650回寝るわけだから、1日に計算すると27円という数字になるの」 彼は言った。 頭の回転が早い友達の計算に一瞬付いていけなくなるが、考えてみると確かにそうだった。 「27円の支出で、毎日の睡眠の質が上がるとしたら、安いものじゃない

いくつになっても、歯医者は怖いままだ

虫歯ができたので、歯医者に行った。 小さい頃から歯医者は怖いイメージがある。 だから、今でも少しビビりながら行っていた。 虫歯が痛いのは困るけど、治療で痛いのも困る。そもそも虫歯を招いた自分が1番の悪者なのだが、真っ白のデカいマスクをつけて僕の歯を見ながら謎の呪文をひたすらに唱えるこの先生も、少し悪者に見える。 下手したら、歯の悪魔に見える。人型に扮した。 いや、治してくれる人に悪魔と表現するのは良く無い。どちらかと言うと歯の天使と表現するべきだ。 けれど、この悪魔が

たとえ選ばれなくても、価値が決められた訳ではない

最近Netflixで「The 100/ハンドレッド」という、海外ドラマを見ている。どんな話かというと…うーん、こういうあらすじの説明は苦手だ。 核戦争の地球から宇宙に逃げてきたけど、酸素が無くなるから地球に戻れないかなぁ、100人を地球に送ってどーなるか見てみよう。そして、その100人がどーやらこーやら地球で生き延びるために色々やっていくよって話。 まだ最後まで見てないけど、面白いドラマだ。この説明では全然面白さが伝わってないけど。 そこで、主人公は人類を助けるために様