和尚のつぶやき #207(真の成長)
〇高度成長の時代に育ち
低成長の中で子育てをし
成長ということに
真剣に向き合わなければならない
高度成長も低成長も
経済的視点や数的な基準で
成長を測ってきた
人間も限りなく成長して
大きくなるわけはないのに
なぜか経済においては
どこまでも成長をのぞむ
もちろん成長は必要なのかもしれないが
要は中身ではないか
競争の中で奪い合う
成果としての成長ではなく
量から質への転換
人間中心の自然観ではなく
自然に生かされる人間観が
大切ではないか
数字は追うものではなく
その時点での評価基準でしかない
数字に翻弄されるのではなく
人間そのものが成長して
豊かさや幸せを再認識し
私がどう生きるかを
各自問うてみてはどうか
自らの戒めとして書いてみた