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面倒がらない #73

面倒くさいと思う場面は
日常生活でたくさんあります。
見ようによっては、
面倒くさいことばかりかも
わかりません。

私たちの毎日は、面倒くさいことの
積み重ねとも言えます。
面倒くさいことをせずして、
日常生活を営むことは
難しいでしょう。

特に、人間関係における
面倒くささは、大変な
労力を要するでしょう。
仕事で言えば、上司への
報連相なんかも面倒なものの
ひとつです。しかし、この
報連相を手抜きすると
さらに面倒くさいことに
なるのでやっかいです。

人間関係の基本である
コミュニケーションは
あらゆる関係において
面倒くさいものです。
面倒くささゆえ、軽薄な
表面上のやり取りで
済ませたくなるものです。

コミュニケーションにおいて、
ちゃんと相手に的確な内容を
伝えようとしたら、
論理力、表現力、説明力が
求められますが、それが、
面倒くさいのです。

しかし、ここで手を抜くと、
コミュニケーションを取っている
つもりになっているだけで、
何にも伝わらないということが
起こります。

逆に、上司とのやりとりや
上にしっかり伝えることで、
摩擦や軋轢も生まれるかも
わかりませんが、それを
恐れていると、これまた、
何にも伝わりません。

上司とのやりとり、
会議で発言、
SNSでの発信など、
当たり障りのない会話
だけではコミュニケーションは
深まりません。

会議の後で、愚痴を言っている
ようでは、議論を深めるのも
難しいし、会議で発言できないような
雰囲気を作っている管理職や役員では
ダメでしょう。黙っておけオーラ
満載では、若手はとても意見を
言う勇気は持てません。

SNSやLINEでのやり取りは、
どうしても、無難なやり取りに
なってしまいますが、
それがすべてではないこと、
本音での会話ではないことを
理解しておかないと、
本当の会話の役割や言葉の
価値がわからないままに
なってしまいます。
最後は、ひとり虚しい気持ちに
ならざるを得ません。

面倒くさがらずに、会話を
積み上げ、人間関係を作っていく
ことは、とても大切なことで、
いくらSNSなどの便利グッズが
開発されても、お互いの思いを
伝えるためには、丁寧な会話が
欠かせません。
(和尚の独り言)

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