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利用者の集客はルーティン化!

【業務効率の為利用者集客もルーティン化】

人材不足の中、マルチタスクに追われる職員や経営者が、業務効率の為に仕事の優先度を深堀りしていく事は不可欠です。

さて、質問です。人材不足を理由に居宅介護支援事業所や、地域包括支援センターへの営業を怠っては利用者の減少率は上がってしまうとお考えでしょうか。

私からの答えは半分正解で半分間違いです。上記営業先のケアマネは原則は公正中立の立場が義務つけられているのはご存じの方も多いと思います。それが主な理由です。

公正中立なのがケアマネ!?

公正中立って審判ですね。裁判官ですね。民間人としてそもそも無理があるのではとも思うのですが、一応そういう事になっております。
賄賂やキックバックを受け取り一部の事業所ばかりに利用者を紹介してはいけないのです。

余談ですが、私がいた建築業界や不動産業界はかなりキックバックが横行しておりましたがこれは法律的にも問題ありませんし、賄賂はいけませんが、やり方次第ではビジネスの縮図の一部だと思いますがね。汚い言い方ですが。

しかし、福祉の世界では私もケアマネに営業した事もありますし、ケアマネとして営業された事もあるので、思う所があります。

上記の公正中立の立場だけが理由ではありませんが営業は殆ど効果はないです。どこの介護事業所を使うか、最後はご本人やご家族が決める事っていうのもポイントです。勿論、営業スキル等にも左右されますが。

顔を頻繁に出せば、何かの時思い出してもらえる可能性は増えます。本当その程度です。流れ的な裁量は与えられているけど、本当の意味での決定権なんてそもそもないのですから。

ではどうすれば良いかというとルーティン化して、【営業活動の労力をかけない】これに尽きるといっても過言ではないでしょう。

どちらかと言えば居宅介護支援事業所等に出向いての営業は既存の利用者の担当ケアマネと情報交換や情報共有の為に行く事をお勧めします。
悪く言えば結果が見込めないものに時間を余りかけない、考えない営業活動です。

いくつか私が考えた事や実際行っていた事も含め、利用者集客のルーティン化をご紹介します。※一般企業ではあたり前の事も沢山あるのでご承知ください。

ルーティン化!

★具体例★

・通所型は利用者を自宅へ送った後に、通り道の居宅介護支援事業所に介護職員が回る。※営業活動が、生活相談員である必要はありません!
・定刻に当番がテレアポする。
・居宅介護支援事業所に定期的に一括メールを送る。請求業務前後でもメールであれば問題ありません。
・短期入所型はEーPARKのようなシステムを導入する
・イベントの日に招待状を事業所の所長だけでなくケアマネ宛てにも送る。
・チラシ、リーフレットだけでなく、定期的に写真は一括メールの中に添付する。(写真を定期的に送る事により事業所の雰囲気を強く印象付ける)
・担当者会議に出席する際は必ず事業所の空き状況等のフォーマット用紙を渡す(フォーマットをいつでも更新できるようにシステム化しておく)

結局、労力かかりそうだと思われそうですがルーティン化が馴染めば業務効率化は進むものです。

まとめ

【業務効率の為利用者集客もルーティン化】
★具体例★

介護士も人員基準に何とかすれすれで、利用者も減少、スカスカの事業所になってしまうのは困ったものです。

居宅介護支援事業所や、地域包括支援センターが併設されているような複合施設はあまり、利用者獲得には困らないかもしれませんが、少しでもルーティン化して業務効率化をしていきましょう!

読んでいただきありがとうございます!!


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