出版までのきせき「奇跡」

2020年3月21日 13:07

出版ストーリー

わたしは人生の先輩である高齢者の方へ、リハビリを通じて身体的な自立をまた獲得していただき、笑顔で人生を全うしていただきたいと思い、リハプライドという介護を改善させるためのデイサービスを全国にフランチャイズ展開しています。

このたび、新刊書籍『なぜ水を飲むだけで認知症が改善するのか』をKADOKAWAさんより出版させていただくことになりました。

書籍のご紹介のときに、どのような経緯で福祉、介護の分野に入ることになったのか教えてほしい、とご連絡をいただくことがありますのでお伝えさせていただきながら出版までの軌跡をおつたえします。

私は高校時代は、広島商業で野球に明け暮れていました。（「広商野球」という学校の名前がついた野球スタイルで有名な高校）そんな伝統校でしたが、私たちの代は3年生の夏の県大会の決勝で、広陵に敗れて甲子園に出場できなかった落ちこぼれ組でした。

重ねて、私は野球でケガばかりしていたリハビリの野球人生でした。

また、29歳で起業して3年後に会社閉鎖に追い込まれ、その後長年にわたり経済のリハビリを経験しました。このような半生が、私に人生の先輩にリハビリをご提供する事業に導いてくれたように思います。

ご存知ないかもしれませんが、介護保険は介護度が重度化すると事業所側に支払われる報酬が高くなります。

そのためか、本格的に介護の改善を目指してサービス提供している事業所はほんの一握りしかありません。（一般の方は驚かれますが）

私は医療と同じように、介護サービスも介護を改善することが利用目的でなくてはならないと考えています。

そこで、私は【リハプライド】というブランドで維持期のリハビリを提供する目的のため、デイサービスをFCチェーンにして全国展開をしています。

現在約200店舗あります。愛媛県では3つの医療法人さんにFC加盟していただいています。お医者さんがFCとして選ぶ理由は安全で改善する確率が高いからです。

将来は、デイサービスは介護を改善することがミッションである、という社会認識に変わってほしいと願って活動を続けています。

私は経営者でありながら現在、国際医療福祉大学大学院の博士課程に進んでいます。私が研究している分野である、自立支援介護学には4つの基本ケアという考え方があります。

水分1500ml
栄養1500キロカロリー
運動2キロメートル歩行
自然排便

です。

中でも水分摂取こそが介護の予防や改善の鍵を握っています。
「高齢者介護は水に始まって水に終わる」と言えます。

ただし言葉にするととてもシンプルで簡単なため、なかなか信じてもらえず、実践する方が少ないのが実情です。

そこで、本当の意味で介護を予防するために、お元気なうちから4つの基本ケアを知っていただき習慣化していただくことで、ご本人もご家族も、誰も介護で苦しまないように、書籍を出版して広く多くの方に伝えたいと思うようになりました。

そこで、出版までの軌跡「奇跡」をご紹介いたします。

ある講演会で、人生がときめくかたづけの魔法🧙‍♂‍で有名な「世界のこんまり」をプロデュースした土井英司氏を知りました。さっそくコンタクトをとって個別コンサルを受けたときに、第一回KADOKAWA知的生産塾コンテンツクリエイター講座を勧められ、半年間通うことにしました。

半年後の卒業プレゼンで1名のみ最優秀賞を選出して出版ができるというコンテストでした。

そして出版界の著名な編集長5名を審査員に迎えた卒業プレゼンで、21名の出版実績もある優秀な塾生に囲まれながらも、最優秀賞を受賞することができました。今でも信じられない奇跡的な出来事でした。

知的レベルの高い著名な編集長の方たちも、水分が認知症を改善したり予防出来ることに、とても衝撃を受けておられました。

このような経緯でこの度KADOKAWAさんより新刊書籍『なぜ水を飲むだけで認知症が改善するのか』を出版することになりました。

これから私は、経営者として事業展開を継続しながらも、著者として認知症をはじめとした介護状態の改善や予防のメソッドを、多くに方にお伝えしていきたいと思っています。

超高齢社会を笑顔で乗り越える。
だれも介護で苦しまない社会の実現にむけて。感謝。

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