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ブログのコンセプトの作り方 Vol.1:コアコンピタンスを作る

ブログを始めてみたけど続かない。

あれを書こう、これを書こうと行き当たりばったりになってしまう…。

そんな悩みを抱えていませんか?


ところがブログの「コンセプト」を体系的に整えてあげることで、ブログ全体のクオリティが底上げされ、方向性が明確に見えるようになります。

本note記事では、ブログの情報発信のテーマをどのように決めるべきか?
「コンセプトの作り方」についてシリーズ(全4回予定)で解説していきます。


特に、今回はあなたのブログのコンセプトの土台となるような、「コアコンピタンス」という物を紹介しますね。

コアコンピタンスができると、下記のメリットがあります。

・自分の軸がなんなのかがハッキリする
・どんな方向性でやろうかみえてくる
・一貫性を持った挑戦ができるようになる

ブログに何を書くべきかわからない、
そもそもこれから自分が何をやっていくべきなのか、
いつも迷ってしまう、というお悩みを抱えている方は、

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!


ブログのコンセプトを作る4ステップ

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今回は、「ブログのコンセプトの作り方」について見ていきます。

最初に伝えておきますが、自身のブログのテーマは「そんな簡単に決まらない」ものです。


ブログのコンセプトというのは、「あなたらしさ」を最大限に表現したものであるべきだからです。

「自分らしさ」って、2時間か3時間で見つかるようなものではないですよね?

長い時間かけて、試行錯誤を繰り返して、時として傷ついたりしながら、ちょっとずつ見えてくるものです。


ブログのコンセプトも月並みなものでは面白くないですし、情熱がなければ長く続きません。

もちろんブログを実際にスタートするのは早い方が良いです。
しかし、コンセプトづくりは記事を書きながら、じっくりと育てていきましょう。

何度も書き直して、ブラッシュアップしていくことが重要です。


人間、自分の得意なことや、これから突き詰めてやっていきたいことも、本当は時間をかけて見つけるべきものです。

ブログも「最初からこれでやってこう」とテーマを即席で決めて、最後まで貫徹できるものではありません。

やっていくうちに「これ違うな」と感じたり、続けることがしんどくなった時に「もうやめちゃえ」と思ってしまうものです。


だからこそ、ブログのコンセプト作りは最初から「これだ」と明確に決めるのではなく、時間をかけながらじっくりと向き合ってみてください。

時間をかけながら、定期的に自問自答を繰り返してみることが重要です。

2ヶ月に1回ペースぐらいで棚卸しながら、徐々に自分の方向性を明確にしていくイメージでやるとよいかもしれません。


では、具体的にどのようにブログのコンセプトを作るかということですが、私のコンサルでは下記の4つのステップで指導しています。

①コアコンピタンスを決める
②書きたいことを決める
③自分の価値観を定義する
④情報発信のテーマを明確にする


以上の道のりは、「自分の軸」を定義するためのステップです。

目安として、最初からやりたいことが明確な人であれば一か月、やりたいことがわからない人の場合は半年くらいかかるでしょう。

しかし、時間をかけた分だけ得るものも多いですので、焦らず少しずつ取り組んでいきましょう。


さて、この記事では4つのステップの中でも、まず最初にやるべき「①コアコンピタンスを決める」について解説します。

コアコンピタンスとは、あなたのブログを根っこから支えてくれる「自身の強みに対する仮説」のことです。

コアコンピタンスがあれば、あなたがブログの方向性で迷った時も、どの方向性を選ぶべきかヒントが見つかるでしょう。


コアコンピタンスとは自分軸となる「強み」

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ブログのコンセプトを決めるにあたって、何を書こうかについて具体的に考える前に、まずは「コアコンピタンス」を作ってください。

コアコンピタンスとは、マーケティングの用語で「自身の中核となる強み」を意味します。

コアコンピタンスを作るメリットは、何を書こうか方向性が見えなくなったときに「選択の基準」が明確になることです。


自分の強みを明確にするとは、自分の「戦いの場」を定義するということです。

自分の「中核となる強み」は何なのか?
これをきちんと明瞭な言葉で表してください。

そして、その強みから離れた場所では戦わないこと。

それが何か価値あるものを作るために、最も重要なことです。


自分の強みにフォーカスして、苦手なことはあまり手をつけるべきではありません。

大学受験の入試やスポーツの試合と違って、ビジネスは自分でルールを作ることができます。
何で戦うのか、それはあなたの自由です。


コアコンピタンスは、自分が戦うべき場所を明確にしてくれます。

自分は何が得意なのか。

「ボクシングならスピードで勝てる可能性があるけど、体格で不利になる相撲では勝負するべきではない」といった感覚です。


さて、コアコンピタンスの作り方は、下記の3種類を参考に考えてみてください。

①男性脳的なコアコンピタンス
②女性脳的なコアコンピタンス
③グレートティーチャー的なコアコンピタンス


①男性脳的なコアコンピタンス

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男性脳的なコアコンピタンスでは、自分が得意なことに目を向けます。

最近の心理学研究の結果によれば、男性ホルモンは何か一つの専門的な領域を発達させるように脳に影響することがわかっています。

そのため、何か一つの強みに特化していくやり方を男性脳的アプローチと私は呼んでいます。


他の追随を許さないような自身が誇れる知識や技術を持っている時は、男性脳的なアプローチでコアコンピタンスを定義しましょう。

あなたの専門領域が何なのかを明確にし、そこに付加価値をつけていきます。


具体的には、「Python のプログラミング技術を駆使して、農家の課題を解決する」のようなフレーズに収まるとよいでしょう。

本記事では細かい説明は割愛しますが、専門知識に特化する方向で差別化を図るのではなく、ターゲティングや市場を工夫することでコンピタンスが強くなります。


②女性脳的なコアコンピタンス

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上のやり方を読んで、「私にはそんな専門的な知識ないし…」と思いませんでしたか?

そんなあなたにおすすめなのが、女性脳的なコアコンピタンスです。


女性は男性よりも、色々なことを器用にこなすのが得意です。

それは、女性ホルモンが脳の広い領域に作用し、脳の全体的な発達を促すからです。


そのため、何か一つの専門領域で勝負をしかけようとすると、かえって女性特有の才能を発揮する妨げになることがあります。

ビジネスの本質とは「問題の解決」にあるので、「色んな事がちょっとずつできる」という女性脳の方が、実は起業に向いています。


女性脳的アプローチでは、「複数の領域の掛け算」で考えるようにしてください。

具体的には、「主婦カメラマンが教える運動会の綺麗な写真の撮り方」というのが、非常にうまいコアコンピタンスのフレーズです。

複数の領域を使うことで、単体で何かを売るよりも大きな需要を生み出しています。


何か一つの技術に秀でている必要はないので、自分の得意なことや普段何気なくやっていることを紙に書き出してください。

それらをいくつか掛け算して、どこで使えるかを考えてみましょう。

すると、女性脳的なコアコンピタンスが作れるようになります。


③グレートティーチャー的なコアコンピタンス

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ところで、男性脳的なアプローチと女性脳的なアプローチは、「自分の得意なこと」から強みを探すやり方です。

一方、「自分の得意ではないこと」から強みを探すやり方もあります。

それが、「グレートティーチャー」という考え方です。

グレートティーチャー、つまり「すごい先生」という考え方では、過去に抱えてきた「悩み」や「痛み」をコアコンピタンスとして見ていきます。


具体的には、「偏差値30だった僕が教えるTOEIC 600点の取り方」のようなフレーズがグレートティーチャーに相当しています。

「素晴らしい先生」になるには、その分野において最高の能力を持っている必要はありません。

プロレベルの実力や実績がなくても、「人並みにできるようになる」という初心者向けのコンテンツで勝負すれば、実は結構売れるのです。


グレートティーチャーというのは、例えるとするのであれば、「小学校の算数の先生」みたいなものです。

良い小学校の先生になれるのは、東大の数学科に現役で入学して、首席で卒業したような天才ではないはずです。

むしろ、小学校の頃に分数の割り算とかでつまづいて、テストで40点取ったことがあるような人の方が、子どもに算数を教えるのがうまいはずです。


自分が苦手だったことや、辛かった過去があれば、それはあなたにとっては「かけがえのない強さ」です。

周囲の人よりも際立って何かが得意である必要はありません。

痛みや苦しみと向き合ってきたこと自体に、特別な価値があります。

これが、グレートティーチャーの根本的な考え方です。


まとめ:ブログコンセプトは「コアコンピタンス」から作る

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以上見てきたように、ブログのコンセプトづくりでは最初にコアコンピタンスを定義してください。

コアコンピタンスとは、「自分自身の中核となる強み」のことです。


コアコンピタンスが明確になることで、
自分自身が何を書いていくべきか、
どんな情報を発信していくべきなのか
の軸が生まれます。

コアコンピタンスを軸として、「戦っていい領域」と「戦っていけない領域」を明確に区分けできるようにしましょう。


主なコアコンピタンスの種類は、下記の3つです。

①男性脳的:何か一つの専門領域に特化して情報発信する
②女性脳的:複数の領域の掛け算で自分のポジションを定義する
③グレートティーチャー的:これまで抱えてきた悩みや痛みの解決に特化する

これらは、あなたのブログのコンセプトを根っこから支えてくれる土台になってくれます。


ところで、今回の「コアコンピタンスづくり」のステップは、正直一人でやり切るのは本当に難しい作業でもあります。

ですので、本記事を読んですぐにできなかった方は、ぜひ私のコンサルを利用していただければと思います。

人間誰しも、自分のことを客観的に考えたり、棚卸しする作業は難しいものです。

そのため、人に話を聞いてもらったり、「あなたのここが強みなんじゃないですか?」といったヒントがないと前に進めないことは多いです。


人は、他人に声をかけてもらって初めて、自分の強みや、やりたいことが見えてくるもの。

ぜひ、私のコンサルは積極的に利用してみてください。


さて次回は、コアコンピタンスをもとに、どうやって自分の書きたいことを見つければよいのかについて解説していきます。

ブログのコンセプトづくりは下記4つのステップです。

①コアコンピタンスを決める
②書きたいことを決める
③自分の価値観を定義する
④情報発信のテーマを明確にする

コンセプトのクオリティが高くなればなるほど、魅力的なブログが作れるようになり、収益化の方向性も様々な方向に広がっていくので、ぜひ根気強く挑戦してくださいね。

自分の書きたいこと、やりたいことが見つからない人は、ブログを続けながら、半年ぐらいかけてコンセプトを作るくらいでも決して遅くはないです。


ただ闇雲に「記事を書く」という作業だけに注力するのではなく、一か月ごとに自分のコンセプトについて考えるようにしましょう。

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