中学2年生の雨宮ハルトは、修学旅行先の沖縄の洞窟で、宙に浮かぶ不思議な少年と出会い、彼とともに時空を超えた冒険に出る。
タイトル「リトル・ガーディアンズ」 字幕 御茶ノ水駅 看板、「御茶ノ水駅」を呆然と見るハルトと、さくらと、ハーブ。その後ろで、電車のドアが閉まる。 ハルト「御茶ノ水って。俺たちの乗ってた電車ここへ向かってたか?」 さくら「いや、違うと思う。」 二人はハーブを見る。ハーブは、二人の顔を見返す。 ハーブ「いや、だってなんかピンと来たんだよ。ここがポイントだって。どこかにブレイクがあるはずさ。」 ハルト「てことは、またなんか違う時代に飛ばされた?」
霧のような硝煙と、焼けた木々や草、そこへ響き渡る轟音の中、ハルトは、ふわふあと浮かぶハーブを、大きくに開いた目で見つめていた。 ハルト「ガーディアンズ、なんだよそれ。」 ハーブが答えようとしたとき、ひときは大きな轟音が響き、強烈な風が吹いてハルトとハーブは吹き飛ばされてしまう。 タイトル 「リトル・ガーディアンズ」 ハルトは気が付くと地面にひれ伏せていた。慌て頭を起こし周囲を見渡と、洞窟から離れてしまったが、景色は変わらない。それにハーブの姿が見当たらない。
白い霧にのような煙にあたり一面包まれていて、巨大な轟音が鳴り響く中に二人の少年のシルエットが浮かんでいる。その少年たちは片や呆然としたように立ち尽くし、片や宙をふあふあと浮かんでいる。 宙に浮いた少年「…ガーディアンズ…。」 立ち尽くす少年「…なんだよ、それ。」 強い閃光が走り、非常に大きな音がする。 タイトル「リトル・ガーディアンズ」 字幕 現在 晴天の空、白い砂浜、青い海、その横を取る道路を大型観光バスが走っていく。そのバスの中は、修学旅