京都醸造 (KYOTO BREWING)の「一花八果 (NEVER SAY DIE)」

【2022/10/25】
香りはほんのりアップルで麦芽の香ばしさも少々。
味わいはフルーティーさに加えスパイシーさがあってピリッとする。
ABV以上にガッツリアルコールを感じる。

【満足度】★★★★★★★★☆☆　8/10点

【ビール名】一花八果 (NEVER SAY DIE)
【スタイル】BELGIAN DUVEL
【ブルワリー】京都醸造 (KYOTO BREWING) @kyotobrewing
【アルコール度数】7.0%
【IBU】17.2
【原材料】酵母:Belgian Ale、副原料:糖類、無花果
【国・地域】KYOTO, JAPAN

《ホームページから引用》

https://kyotobrewing.com/products/kikan-dubbel

モルティーで味わい深いデュベルが無花果と出会う
【味わいの特徴】
麦芽の芳醇さが醍醐味の伝統的なベルジャン・デュベルにイチジクを合わせることにより、複雑味を帯びた層が加わり、飲めば飲むほど引き込まれる仕上がり。
【相性の良い食事】
里芋の煮っ転がし、ラム肉のスパイス炒め、マナガツオの味噌カツ
【名前の由来】
一輪の花からたくさんの果実をつける植物があるように、かつて花開いた文化は、時代を経てもその本質が失われることなく、形を変えながら多くの可能性を生み出し続ける。

ベルギーの修道院で造られていたベルジャンデュベルもそんな花のようだ。あらゆる時代の醸造家が頭をひねり、力を尽くして、新たなレシピや醸造技術をもってこれまでになかったようなデュベルを結実させる。そして、またその実を享受したものが、次の実を生み出す希望になるのだ。
【醸造家の声】
麦芽の芳醇な味わいと褐色のボディが特長のデュベルは伝統的なベルギービールの中でも珍しいスタイル。フルーティな酵母の香りとドライフルーツのようなニュアンスをうむクリスタル麦芽のシンプルな掛け合わせに、アレンジのひとつとしてブラウンシュガー（三温糖）を使い、コクと味わいを演出。これにより淡い色味と酵母の個性を主体としたセゾンやトリペルとは明確に違う楽しみ方のベルジャンデュベルができました。さらに伝統的なレシピに沿って忠実に造りながらも、少し和を感じさせる要素としてイチジクを加えることにより、味わい深さを感じられる層ができ、飲めば飲むほど引き込まれる仕上がり。ベルギービールの伝統に現代の新解釈、どうぞお楽しみください！

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