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集客はココが難しい(お笑い&飲食編)

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(ライブシーンを中心に活躍中!)です。

前々からお笑い芸人って飲食店みたいだなぁと思っています。
今回やたら長文ですが、あくまで思ってることを書いただけで最終的に何かしら役に立つ結論みたいなものはございませんので予めご了承ください。
勝手に何かを得てもらえたらラッキーです。
あと説明の楽さを優先させるために「芸人=ライブ中心で活動している」という前提で書いてますのでそのつもりで読んでください。

まず足を運んでもらうのが難しい

芸人にとっての『面白さ』は、飲食店だと『美味しさ』なんでしょうが、どちらも面白ければ(美味しければ)お客様を集められるというわけではありません。
お客様が芸人(お店)を選ぶ際は面白さ(美味しさ)以外にも様々な要素を加味するからです。

例えば、『金額』や『時間』や『距離』等のお客様の都合による物理的な条件。
例えば、『見た目』や『雰囲気』や『サービス』等の芸人(お店)によるプラスアルファの条件。

芸人も飲食店も星の数ほど溢れている中でちょっとやそっと面白い(美味しい)だけでは選んでもらえないのです。

足を運んでもらうのが難しいのはハードルのせい

なぜ集客が難しいのかと言えば、答えは凄く簡単で『勿体無い』からでしょう。
ライブやお店に足を運ぶというのはお金や時間を使う行為なので基本的には『勿体無い』のです。
その『勿体無い』行為をするにあたっては行動のハードルが上がります。
ライブ(お店)に行かなければ、その時間やお金を他のことに使えるわけで、時間とお金を使うと必然的にハードルが上がってしまうんです。

例えば、家で友達がパパッと作ってくれたご飯が凄く美味しかったことがあると思います。
場合によってはお店で食べるよりもそっちの方が美味しく感じたかもしれません。
でもそれはあくまでハードルが低いからです。
その料理をお店で出してもお客様を満足させるのは難しいでしょう。

例えば、友達と喋っていてめちゃくちゃ爆笑させられたことがあると思います。
場合によってはプロの芸人より笑わされたかもしれません。
でもそれはあくまでハードルが低いからです。
その友達が舞台に上がって笑いをとれるかと言ったら難しいでしょう。

お金と時間との引き換えに上がったハードルを超えられるだけのものを提供してくれるのか?っていう話なんですね。

リピーターになってもらうのはもっと難しい

そんなハードルを乗り越えて一度足を運んでもらえたとしても二度・三度とリピーターになってもらうのはむちゃくちゃ難しいです。
面白くなかった(美味しくなかった)のなら当然無理ですが、面白かった(美味しかった)としても二度目に繋がることはそうそうありません。

一度目は知らないものを体験する『期待感』や『知的好奇心』がプラスアルファの価値として作用します。
しかし知られてしまった二度目以降にはそれがありません。

面白ければ(美味しければ)来てくれる?
そんな単純なら楽なもんです。

どうぞ皆様ご自身の経験を思い返してみてください。
お笑いを見て「面白かった!また来たい!」とか、ご飯を食べて「美味しかった!また来たい!」とか、直後はそう思っていたのに数日・・・数週間・・・数ヶ月・・・まぁそうそう行きませんよね。
直後の「また来たい!」の気持ちは嘘じゃなかったはずですが、時間の経過と共に気持ちは覚めてしまいます。
しばらくしたら、その時に意気揚々と持って帰ったチラシやクーポン券をそっと捨て、その時に勢いでフォローしたSNSをそっと外した経験があるんじゃないでしょうか。

「また来てもらう」のは、「まず来てもらう」よりもハードルが高いんです。

面白さや美味しさだけでは無理

誤解を恐れず言えば、面白さ(美味しさ)だけで集客をでる芸人(お店)なんてほとんどゼロだと思います。
いや、ハッキリとゼロです。
もちろん面白さ(美味しさ)も大事な要素ではありますが、少なくとも“それだけ”では無理でしょう。

先述のように『面白い』も『美味しい』もコストをかけなくたって得られるものなので、プラスアルファがなければ基本的には行く意味がありません。
それは特別なことじゃなくて、ライブで言えば『お笑いを生で見るという経験そのもの』であったり、飲食店であれば『準備や片付けの手間をしなくていい楽さ』であったり、そういう当然ものも十分にプラスアルファの要素です。
ただしそれらは全てのライブ(飲食店)に共通することなので他との差別化にはなりません。
つまり実際に集客ができている芸人(お店)は面白い(美味しい)だけではなく何かしら独自のプラスアルファがあるわけです。

面白さや美味しさなんて不要

もっと言えば面白さ(美味しさ)は度外視でプラスアルファだけで選ばれる芸人(お店)だってあります。

飲食店であれば、例えば「安くて腹いっぱい食べられるから」なんて理由で選ばれることもあるでしょう。
例えば「いつも空いてて長時間ゆっくりできるから」なんて理由で選ばれることもあるでしょう。
例えば「店内がオシャレで素敵な写真が撮れるから」なんて理由で選ばれることもあるでしょう。

芸人であれば、例えば・・・これはちょっと角が立ちそうなので保留します(笑)。

まぁそれくらいプラスアルファも大事ってことです。
とは言え、さすがにつまらない(美味しくない)とまでいくと難しいかもなので、最低限のクオリティは必要でしょうが。

今後より必要になるプラスアルファ

コロナの影響により芸人も飲食店も大打撃を受けました。
そんな中で、芸人はライブ配信やYouTubeを始め、飲食店は店頭販売やウーバーイーツや出前館を始めたわけですが、そこでもやはり集客の優劣は生まれています。
収益というものがよりシビアになった分、明暗もよりハッキリ別れたかもしれません。

徐々に自粛が明けてライブやお店が再開しつつありますが、引き続きオンラインでのサービスも残るでしょう。
これまで以上にライバルが多い中で闇雲にやってもなかなか難しくて、きっとこのプラスアルファというものとしっかり向き合う必要がありそうです。

結論なし

最初にも書きましたが僕の中で「こういうプラスアルファが効果的!」とか「集客するにはこうしたらいい!」みたいな結論があるわけではありません。
そんなものがあれば自分でやってます。
もちろん仮説は立てて実践はしていますが今のところ失敗ばかりです。
いつか成功した時に改めて同じテーマで記事を書けたら面白いでしょうね。

※以下、有料記事は『集客力がほしい(めちゃくちゃ本音を書きなぐってしまったので読む人によっては気分を害するかもしれません)』みたいな内容です。

##スキs

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