MCTオイルとココナッツオイル

最近流行りのMCTオイル。

Medium Chain Triglceridesの頭文字をとってMCTオイルと言われています。

実際何なん?って話ですが、本来の脂肪酸(多くは長鎖脂肪酸:LCT)とは違った(省略された)経路で消化・吸収されエネルギーとして利用されるもの。

その省略された経路の一つに脂肪や筋肉が含まれていてMCTの場合ここをすっ飛ばすので中性脂肪(いわゆるお肉)になりませんよー、が謳い文句。

血糖値の乱降下が仕事やスポーツでのパフォーマンスに影響する(集中力云々、実際は競技特性にもよるかと)ので取り上げられてますね。

で、このMCTオイル、主にココナッツオイルから抽出して作っているんですが「じゃあココナッツオイルそのもの飲めばいいじゃん」って思いますよね。
MCT含まれているんだし、値段も安くなってたりするし。

このMCTオイルとココナッツオイル、違いとしては中鎖脂肪酸の一つの「ラウリン酸」の含有量。

ココナッツオイルの方がこのラウリン酸の含有量が多い(つまりMCTオイルへ加工すると失われやすい)です。

このラウリン酸は抗菌・抗バクテリア・抗ウィルス性があり、かつ肌の治癒・再生に効果的だそう。ココナッツオイル以上にラウリン酸が含まれているのが唯一「母乳」だけだそうです。(なのでやはり母乳で子育てできるといいよね)

もちろん、他のMCT(カプロン酸、カプリン酸、カプリル酸)にもこの効果はあるそうですがラウリン酸が飛び抜けている。

なので日常使いや美容の効果を求める場合ではコストが抑えやすいココナッツオイルをメインに。

ゴリゴリのアスリートやバリバリのビジネスマンはMCTオイルがおすすめかと。

ちなみに僕はMCTオイル+アミノ酸を含有したものを使用しています。
運動量が一般平均よりも高いと思うのでアミノ酸を補給する感じです。

おそらく、MCTオイルについてググったことのある方は既知だと思いますが大量に取るとお腹がゆるくなることがあるそうです。

と、トンプソン真理子さんの記事から一部抜粋(勉強になりました)

オイルだけに頼らず、普段の食事から見直して腸内環境を整えるのが吉です。
(腸内環境に関しては今度また書こうかと)

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