見出し画像

100マイル走で確認できたこと ④リカバリー:酸化を防ぐ

初めましての方もそうでない方もこんにちは。

やま施術院代表の山本と申します。

ーーーーーーーーーーーー

前回までは100マイルを走っている最中に関する内容ですが、最終回である今回はリカバリーに関して。これまで書いてきた内容と重複する点もありますがそれだけ重要なので書いています。ぜひお付き合いください。

前回の記事はこちら

ウルトラディスタンスは老化を早める

人のみならず動物はいつか老いて死にます。それは現時点では抗えない事実。
しかし、「どうせいつか死ぬんだから」と言ってニヒリズム的考えから自暴自棄になり不摂生をしていくのはとても勿体無い。

いつかはいなくなるのが決まっていたとしてもそれまでの期間をいかに充実させていくかを建設的に考えていった方が良いです。
充実していれば先のことを小難しく考えなくて済むのとそんなことよりも「今、此処、自己」と禅語にもあるような今を生きることに集中できます。常にスマホを触って目の前の人と会話をせず、ネットごしの情報だけにアクセスしている人よりも目を合わせてその場の会話を楽しめる人の方がステキですね。

ここから本題。100マイル(およそ160km)の距離を走ることはそこまで難しくありません。今回もサラッと終わりました。

しかしながら1日を超えるような普通ではありえない時間を動き続けていると100%身体への負担がきます。その一つが『酸化』です。この酸化を体内で起こすのが『活性酸素』というもの。

活性酸素とは、身体に取り込んだ酸素の一部が他の物質と結びつき、高い酸化力を持つ物質に変化することを言います。この活性酸素が正常な細胞に結びつくと過酸化脂質を発生させるため、細胞の老化を早めるだけでなく、がん細胞の増加や動脈硬化を引き起こすなどさまざまな病気の原因になることが知られています。

簡単にいうと、酸化=老化、ということです。

酸化は老化

適度なストレス(身体的・精神的)はヒトの抗酸化力をあげます。
ちゃんと段階をおいて、運動や仕事のプレッシャーを与えるとそれに対する抵抗力がつき、次からは余裕を持ってできるようになる感じです。
もちろん、過度なストレスになると抗酸化力が上がる前に潰れちゃうので怪我や精神疾患になります。
超不摂生をしていた体重0.1トンの方がいきなりフルマラソン走ったら・・・ご想像にお任せします。

で、どれだけしっかりとトレーニングをしてきたアスリートでも激しいスポーツや今回のような超長距離のランニングをすると必ず酸化が起こります。必ず。

24時間以上走るなんて行動はヒトの基本装備ではありません。(灯りがない時代だったら無理ですよね)これまでの科学技術の進歩によりヘッドライトなどが発明されて夜中でも山の中を走ることができるようになったんですね。
合わせて、トレーニング理論やランニング用品も進化して24時間を超える超長距離を走ることができるようにヒトそのものも進化したと言えます。

マラソンの起源では40km走った後に息絶えていたくらいですから。

健康のために走っているのに老化を早める?

健康増進のためだったり、大会での記録を目指しているのに老化が進んでしまっては満足いく結果は出ません。
体重は落ちたけど皮膚がシワシワになっちゃったら「これって健康なの?」とやや疑問。

俗に言う「ランナー顔(Runnner's face)」というやつですね。

着地の衝撃や紫外線量が主な原因で後は生活習慣が大事ですよ、という見解。

衝撃や日光に関してはどうしようもなことが多いので変えられる点は「生活習慣」

ここで、酸化すること以上に「抗酸化力」を高めればいい、という体育会系出身ならではの力技の持論を打ち出したいと思います。

ビタミンCをガツンと

その一つが以前も何度か記事にしている『ビタミンC』

最高かつ安価、シンプルにしてディープな抗酸化物質『ビタミンC』なわけですが、前回高濃度ビタミンC点滴を試したときはさほど疲れていなかったのか効き目がよくわからない状態でした。

なので今回は100マイルを走るにあたり、ゴールした翌日にすぐ点滴を打ちに行きました。ヘロヘロに疲れた状態(=めちゃ酸化した状態)でどれだけ体感があるのかの確認です。

100マイル走を利用した人体実験

ビタミンCの効能については上記の記事で書いてあるので割愛。体感だけざっと書きます。

・足のむくみの軽減が早い感じ
・筋肉痛がそこまで出なかった
・全身のむくみや気だるさがすぐ解消された
・仕事の集中力が上がった
・寝起きが良い
・肌の調子が良い

ランニングに関係のないこともありますが、体感的には良好。回復が早くなった感じです。

25g(25000mg)もの大量のビタミンCをダイレクトに血管に打ち込んでいるので効きが高く、早いのも納得。

アスリートであれば怪我の予防やコンディショニング・リカバリーに。
一般の方であれば、美容・健康維持など生活の質向上に。

副作用もほぼ無いので費用対効果は抜群に良いと思います。

日常で飲むタイプであれば当院で取り扱いをしている『Lypo-C』
ここぞ、というタイミングでガツンといれるなら『高濃度ビタミンC点滴』

この両方をうまく使うと良いですね。ナチュラルじゃ得られないリカバリーをぜひ。


ーーーーーーーーーーーー

やま施術院 山本将也

ーーーーーーーーーーーー

院での施術・出張施術・イベント出展・セミナー開催などご要望に応じて承っております。お気軽にお問い合わせください。

今後もより良質な発信をしていくためのサポートをできる範囲でお願いします!