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トレイルランニングとウェルネス②
引き続き、トレイルランニングとウェルネスについて
体験の不足
情報過多な現代社会だと身を持って知る(体験知)が極端に減りすぎてしまい、それが幸福度の低下や運動機能の低下を招いていると推測されている。
情報>体験
これまで経済的に反映してきた社会(高度経済成長期)だと情報を得ることがそのまま幸福度に繋がる。(情報を誰よりも早く手に入れることが経済的豊かさに繋がり、生活の質の向上に直結していた。今でもかな?)
しかし、経済的に頭打ちになりつつある時代とともに自然災害の数が増えたことで「本当の幸せとは?」と疑問に思う人々が多くなってきたのは事実。
特に東日本大震災から大きく思考が変化した方は多いはず。(その前だとアメリカ同時多発テロ)
そもそも、仏教の思想が根本にある(神道もですが)日本ではニヒリズム的思想と自然崇拝が合わさっているので基本的にネガティブ。
なので、アメリカ的なゴリッゴリの資本主義とはあまり合わないのでは?と思っています。この話は別で書こうと思います。(めっちゃ話したいけど。我慢)
運動の1つの種類としての『体験』
話を戻しますが「体験」は読んで字の如く「身体で経験する」ことなので必ず身体運動が伴う行為。
身体運動が伴うということはその運動に必要な筋力や身体の動きの学習が必要になり、その刺激が脳へ伝わり成長に繋がる。
特に幼小児期など神経発達が著しい多感な時期こそ身体を使う「体験」が重要と言えます。
運動は頭も良くするという一例
下記は僕が説明する時によく引用する実験です。
数十人の子どものグループ2つに30個ほどのものを記憶するように伝える。
暗記後、片方のグループには室内で静かに遊ばせた。
もう片方のグループには外で身体を動かして遊んでもらった。
その後、暗記したものを書き出してもらい両グループの結果を比較したところ
外で身体を動かしていた子どものグループの方が多く書き出していた。
これは運動が記憶力の定着に繋がることを示唆しています。
つまり、身体を動かすことは記憶の定着といった脳の機能向上に役立つ、ということです。
身体を動かす=脳トレ
これは子どもの事例だけではなく、大人でも当てはまります。
なので優れたビジネスパーソンは仕事前や仕事後にジムに通ったりランニングをしていますね。
運動が仕事にも私生活にも繋がることを知ってかしらずか「調子が良い」と感じているからこそ行なっているのです。
次回も身体を動かすこと、運動に関して書いていきます。
ぜひ、お付き合いください。
読み返したらトレラン関係なくなった。次はトレランと繋げて書こう(戒め)。
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