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夏バテ防止にはこの2つ

暑すぎる2022・夏

酷暑です。暑すぎます。関東含め多くのエリアでは史上最短の梅雨明けだったそう。ここまで早く梅雨が終わってしまうと7、8月の水不足が懸念されます。
当院は高尾山の麓にあるので気になるのが川の水枯れ。圏央道の工事により、山の保水量が年々減っているんじゃないかと長くこの土地に住んでいる方はおっしゃっていましたが、住んで2年の僕でもそう感じます。

今のところ川の水はやや少ないながらも流れています。
夏場は時間があれば川で涼んでいるので水枯れが起こると非常に困る。暑すぎて死んでしまいます。

走ると滝汗なので川でクールダウンが夏のルーティン

こういった涼み方は稀ですが、夏場といえども適度に汗をかくことは健康維持に必要なので運動も心がけていきましょう。(熱中症に気をつけて)

しっかりとした栄養補給を

熱中症と夏バテ

夏に起こる不調や危険といえば「熱中症」。そして直ちに生命に影響を及ぼしませんが生活の質をグッと下げてしまう「夏バテ」

どちらも予防することで暑い夏でも生活の質を下げずに過ごすことができます。
(上の写真を撮った日は裏山を走っていましたが見事に熱中症になりました。そこから3日ほど仕事が捗らないわ、軽い頭痛があるわで生活の質がどん底まで落ちました。予防した方が良いですよ、ホント!)

熱中症や夏バテの詳しい症状については調べればいくらでも出てくるのでそちらを見ていただいて今回は「予防法」について書きます。最後にオススメセットを載せておくので試してみてくださいね。

予防法

なぜ調子が悪くなるのか?

夏バテの流れ

★夏バテする簡単な流れ
① 汗をかくことで体内の水分とミネラル&ビタミンが大量に失われる
② その状態でミネラルを含まない水だけをがぶ飲みすることで体内のミネラルの濃度が下がる。
③−1 ミネラルが失われると正しくエネルギー(ATP:アデノシン3リン酸)の生成ができないのと他の臓器、機能が働かなくなる。(例:自律神経系による体温調整)
③-2 水だけ飲むことで軽い水中毒の状態になる 

①の汗をかく、といっても高温多湿な日本なので何もしていなくてもジトーっと汗をかいています。知らぬ間に水分とミネラル(&ビタミン)が失われているんですね。

②水を飲むことは大事ですが、水道水だと良い意味でも悪い意味でも水に含まれている微量ミネラルが水道処理の段階でかなり失われています。その分大腸菌なども処理してくれているのですが。

そのため、同じ水でも東京の水道水と山の湧水では含有されているミネラルの量がかなり違います。硬水・軟水とか聞いたことがあると思います。これは水に含まれているマグネシウム・カルシウムの量で分けられています。

硬水:水の中にマグネシウム・カルシウムの量が多い
軟水:水の中にマグネシウム・カルシウムの量が少ない

重要なのがミネラルの補給

重要なのがここから。

水を飲むのは当然ですが、それと加えて「ミネラル」(ここまで何度も出てきました)を補給すること。これ大事。

夏バテにはミネラルを摂るべし(&ビタミン)

ビタミンに関しては夏バテには豚肉(ビタミンB群)、みたいに言われますね。
これはエネルギー(ATP:アデノシン3リン酸)を生成する時に特に必要なのでそこを取り上げたものです。実際、タンパク質とビタミンB群をサプリで補うことでも対処できます。(もちろん、ちゃんと食事としてお肉食べることも大事)

ですが、ミネラルは割とマイナーなので疎かにされがち。ですが、ミネラルも生命維持に必須&夏場は特に失われるので積極的に取るべきですね。どれも大事ですがマグネシウムの作用を一部載せます。

★マグネシウムの作用
・水分を体内に留める(例:便秘予防、肌の乾燥予防)
・血管を拡張する(例:頭痛や足の攣りの予防、血管を弛緩させることで筋の癒着を防ぐ)

水分を体に留めるので病院でも便秘気味の方にはよくマグネシウムを処方されます。またマグネシウム不足になると皮膚に保水できなくなるので肌がカサカサになります。僕も乾燥肌気味なので失いやすいタイプです(なので多めに摂ってます)

運動やスポーツをされている方なら足が攣ったりするので塩を舐める、みたいなことをしたことがあると思います。血管を緩めるのでその結果頭にいく血流を促したり、筋の柔軟性を出します。

ここからこの「塩」について

①良い塩を摂ろう

塩、といっても1kg100円くらいで売っている食塩はダメです。
塩なのでミネラルは含まれていますが99.5%がナトリウム(塩化ナトリウム)です。ナトリウムも保水の作用はありますがバランスがかなり悪いのでオススメしていません。(余談ですが高血圧は塩分+糖質のセットで起こります。)

それに対して天然塩(良い塩)はナトリウム以外にマグネシウム、カリウム、カルシウムがバランスよく含まれています。保水もするし、適度に水分を排出する。
ちょうど良い体水分バランスを整えてくれるんですね。

塩は天然塩一択

②アミノ酸も摂ろう、糖質は減らそう

当然ながらビタミンなど全部取るべきですがポイントを絞るとタイトル通り。
タンパク質を細かくしたものがアミノ酸。
お肉や魚などアミノ酸スコアが高い食品をガンガン摂れる方は良いですが、暑いとどうも食欲が湧かない。そんな場合はプロテインパウダーやアミノ酸粉末を利用するのもあり。夏バテしている状態でヴィーガンとかいっている場合じゃありません。(そもそも菜食主義で不調になってちゃ説得力ありませんよね。調子が良い方は植物からアミノ酸を生成できる腸内細菌が住んでいるということなのでOK)

カラダの維持には必ずアミノ酸は必要なのでどんな形でも良いので絶対的な量を摂ることをオススメします。

そして、糖質は夏バテ以外でも日常的にも減らした方が良いです。
糖質をエネルギー化するには大量なビタミン&ミネラルが必要です。なのでさらに栄養素を失いやすくなります。

また、夏場の話だと糖質代謝メインで運動する方や食生活の方の汗はベタベタしています。そして多汗で腐敗臭がする。(言い方がひどい)これも体内の代謝の影響です。
反対に、糖質少なめでタンパク質や脂質メインでエネルギー供給になると汗の量は減り、サラサラ汗になります。代謝過程で水をそこまで必要としないからです。

おまけ:虫に刺される人・刺されない人の違い

で、これは推論ですが虫に刺されやすい人・刺されにく人とありますがこれはこの体内の糖質代謝の度合いによると考えられます。

糖質メインの方はその副産物である汗と体臭の中でも微量な糖(またはその排泄物)が含まれているため、虫からしたらご馳走の匂い。蜂蜜やバナナ、チョコレートなど高糖質なものに蜂やカブトムシが寄ってきやすいのも「糖=高濃度なエネルギー源」を求めているから。

なので体臭や多汗が気になる方は糖質制限をオススメします。

糖を減らすと虫が寄ってこない!?


予防法まとめ

★予防法まとめ
・塩は天然塩
・適宜ビタミン&ミネラルサプリメント
・タンパク質、脂質をしっかり摂る
・糖質制限

夏バテ予防オススメセット

雪塩とシークワーサー

沖縄宮古島の天然塩「雪塩」と100%シークワーサー果汁(非濃縮還元・保存料等不使用)を水に溶かして飲みます。

雪塩は前述したミネラルを、シークワーサーで主にビタミンを摂る&味付け。
100%果汁なので少し入れるだけでもう美味しい。

品質の良いレモン果汁でももちろん良いんですが、20代前半、宮古島に住んでいたのでその愛郷心も含まれています。(そうゆうのって、ステキやん)

沖縄を感じながら山の麓で暑さに負けず楽しく過ごしています。
ぜひお試しください。

当院オススメ製品リスト(Amazon)

当院代表山本が実際に使ってみてオススメする&Amazonで買える製品をリストにまとめています。(リアルガチです)
コメントも入れてあるのでご興味あればご覧ください。
※ステマとかじゃないです。そうゆうの嫌いなんで。


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