捻挫した瞬間に起きてることと治し方
足関節捻挫
最近ちらほら「足首の捻挫(ねんざ)」をする人がなぜか増えているので治し方を説明。(全部は無理ですが)
捻挫は関節のケガのうち、骨折・脱臼以外のものと日本整形外科学会では説明されています。 一般的には靭帯の損傷=捻挫とされていますがその通り。
靭帯の損傷なので治すためには「安静」しかない。みたいに思われがちですがそうではありません。
捻挫が起きた瞬間にはこんなことが起きてます。
こんな流れ。ここで重要なのが③、④、⑤。
③は瞬間的な脱臼が起きているということ。そうでなければ靭帯は正常範囲以上に引き延ばされないので切れないはず。その後⑤である程度は戻るので亜脱臼みたいなものです。
で靭帯がないのでそのまま脱臼しないために④で筋肉をガチガチにします。
つまり捻挫が起きた後には
が残っている可能性があります。これらが捻挫後に残っていると靭帯が修復されても「走れるけどなんか痛い」「捻挫癖ができた」「片足だけ浮腫みやすい」など違和感や激痛とはいえない痛みが出ることが多々あります。
これが長期化すると骨格と筋膜の関係上、ひざ、股関節、腰とダメージが増します。はい、慢性不調の出来上がり。
この不調に関しては整形外科ではほぼ対応外なので治せないと思います。画像診断ではわからない程度のズレなので。
以上です。関節の位置が正しくなるようにしたら血液循環が良くなるのでどんどん体重かけて、局所の代謝を上げる。結果、靭帯の回復も筋肉の柔らかさも早く改善する。
もちろん捻挫の程度によりますが基本はこんな感じです。
足首の捻挫の後遺症ならフットケアメニューで対応可能です。
本気で治したい方、ぜひどうぞ。
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