見出し画像

今後の日本のマーケットの先行き

中小企業診断士の山田盛史です。
最近、人口統計や労働力人口について調べる機会が多いのですが統計を見る限り日本のマーケットは間違いなく縮小均衡にあり、今後加速度的に進行していきます。

具体的には、総務省統計局「日本の統計2019」によると2017年をピークに日本の人口は急激な減少となります。厚生労働省「厚生労働白書」より、労働人口の将来推計を見ても同様の傾向が見られます。

画像1

人口減少と言われていましたが、これまではそれほど減少率が大きくなく、人口減が市場に与えるインパクトはそれほど大きくはなかったと思います。
本当に人口減のインパクトが市場に影響を与えるのはこれからです。

人口統計の将来予測は数ある統計予測の中でも信頼性の高いものとされています。今30歳の人は5年後には35歳になりますから将来予測の精度は高いですよね。

つまり、ほぼ確実に将来予測のような未来が待っています。

労働力人口の減少は働き手の減少を意味します。最近コンビニが24時間営業を廃止する流れがありますが、これもますます加速していくと思います。
それに対して外国人の雇用を進めたり、AIなどの進展によって人間以外の労働力が生まれて労働力人口の減少がある程度緩和されるかもしれません。

そして日本の人口そのものが減ることで国内のマーケットは間違いなく縮小していきます。
国内の中小企業は海外も視野に入れた事業を行っていく必要があると感じています。
私自身も海外も絡めた事業をやっていきたいと考えています。

実際のところ、将来どうなるか分かりませんし、あまり心配しても仕方のないことかもしれません。

ただ、ある程度の将来を予測しつつ将来のためのお金や時間の投資を
行うことも重要だと思います。
皆さんはどのような将来を予測し、そのために何をしますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?