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出雲大社へ行ってきたはなし

この記事は、私が島根旅行に行った際の体験談となります。
なぜ出雲大社や美保神社に行くことになったのかを色々と書いています。
少し不思議な体験もしたので、読んでもらえたら嬉しいです。

はじめに

3月末に初めてエストレーラストーンの北村さんにセッションしていただき、その際に行った方がいい神社として、「出雲大社」を教えてもらった。
その時の話はこちらから。

それから色々と調べて、ゴールデンウィーク明けの週末に2泊3日の島根旅行を計画した。
島根県というか、山陰地方に行くのも多分初めてで、どんなルートで行った方がいいのか色々と調べたので、そのことも記録として載せとこうと思う。

旅の始まりと旅行のスケジュール

九州から島根に行くには、新幹線と特急列車、自家用車など色々な手段があるが、今回は行きは高速バスで島根県に行くことにした。
お金の関係もあるけど、夜のうちに走ってもらうので、時間も有効に活用できると思ったからだ。
久しぶりの高速バス。独立シートだったし、後ろの席の人もいなかったので、かなり後ろまで座席を倒してゆっくりできた。
でも久しぶりすぎて準備不足。
12時過ぎとかまでライトついているので、寝たい人はアイマスク必須。
乗ったのはこれ。

なんとなくのスケジュールはこんな感じ。
前日夜:高速バスで博多駅から松江駅へ
1日目:松江駅から美保神社へ
時間があれば観光へ行く。松江城・島根県立美術館とか
ほかの神社さんも回りたいけど、どうだろう
宿泊は、松江駅周辺のビジネスホテル

2日目:松江駅から出雲大社へ
基本的にゆっくり回るし、島根県立古代出雲歴史博物館も時間があれば
宿泊は、出雲市駅周辺のビジネスホテル

3日目:朝一でもう一度出雲大社へいく?
帰りは、JRの特急列車と新幹線で博多駅へ
さてさて、どうなることやら。

このタイミングで島根旅行に行った意味

初めての島根旅行なんだけど、実は出雲大社は前からずっと行ってみたいと思っていた。
縁結びの神様だし、有名だし。一度は訪れてみたい場所。
でも、なんだかその一歩がなかなか踏み出せずにいた。
行きたいんだけと、行きたくないというか。
実はこの感情や感覚は、旅行中何度も私の中に出てきた。なので今回の島根旅行は観光をしにいくんだというイメージで出発することにした。

タイミング的には、ゴールデンウィーク明けなら少しは人も少なくて、行きやすいかなと思ったぐらい。
なんだけど、やっぱりこの時を選んで?、選ばれて?、これたのかもしれないと思っている。旅行していた期間はyujiさんの「今日の星しらべ」通りだったかもしれないから。

最初の目的地 美保神社へ

美保神社とは、こんな神社さんです。

出雲大社と両参りするとよいとされているので、こちらの神社に行くことにして予定を組んでみた。最初は出雲大社からの方がいいのかもしれないけど、日程の関係上、先にこちらの神社へ。

美保神社に行くには、バスを乗り継ぐ必要があるけど、知らない土地を車窓から眺めるだけで、なんだかワクワクしてしまう。

その日は天気も良くて、海も綺麗でイルカが泳いでいるとこも見られて、楽しんでいるし、ワクワクしているのと同時になんだか自分の心のどこかに、本当に行っても大丈夫だろうかと一抹の不安も感じていた。

言葉ではうまく言えなくて、行きたいんだけど、行きたくないというか、へんな感じ。昨日夜行バスでよく眠れなかったかな。酔い止めも飲んだし、大丈夫だと思うけど。
なんてことを考えていたら、美保神社近くのバス停についてしまった。

美保神社での不思議な体験

初めての美保神社は、とても気持ちがよくてあったかくて、清々しい気に溢れていた。港町なのか、穏やかな風と波がずっと続いていた。

なんだろう、この気持ちがよくて抜けるような感じは。
そんなことを思いながら、一つ目の鳥居をくぐり、二の鳥居をくぐり、本殿の方というか、本殿前の門?というか、遠くに見えるしめ縄を見上げた瞬間、なんだか胸がいっぱいになって、涙が止まらなくなった。
号泣というわけじゃないけど、涙が止まらない。

ポロポロと涙が零れていく、どんな感情と言えばいいのだろうか。
あえて言葉にするのであれば、嬉しいとか悲しいとかそんな感じじゃなくて、とにかく胸がいっぱいで、感情で泣いているんじゃなくて、体という器から思いが溢れて、留めておけなくて、涙として溢れるような感じかな。

そんなに長い時間じゃないけど、ひとしきり涙を流したら、なんだかすっきりして、気持ちよく参拝をすることができた。
美保神社は海に向かって建てられているのだが、私がお参りをした瞬間、背後から(海から)すごい勢いの風が吹いてきて、びっくりした。
私が参拝したことを喜んでいただいたのだろうか。

ご祈祷をしていただこうと旅行前は思っていたけど、女性的な都合で今回はやめておいた。どう考えるかはその人次第だけど、今回はご挨拶的な感じで行ければいいかなとおもったので。
でもちょうどご祈祷している方々がいて、笛と鐘の音に合わせて、巫女さんの素敵な舞を見ることができた。次に訪れた際は、ご祈祷をお願いしよう。

それに、私の中の私が喜んでくれていたので、また行こうと思う。

参拝後は、少し周辺をウロウロして、風や波の音を感じながら、穏やかな時間を過ごすことができた。天気が良かったこともあるんだろうけど、港町全体が気持ちの良い気に包まれている気がした。

島根旅行 観光編その1

美保神社から、乗ってきたバスと同じルートを乗り継いで松江駅まで帰ってくる。いい時間になったので、チェックインしてから、松江市内を観光することにした。
どこかの神社に行こうかとも思っていたんだけど、なんだか不思議な体験をしたこともあり、最初の計画よりも観光することにシフトしてみた。
行ったところは、こちら。

バスの時間とか制約はあったけど、このためだけに島根県を訪れてもいいぐらい素敵なところだった。
自分がお城好きで美術館巡りが好きなのもあるけど、松江の街を観光するのも1日がかりなので、次はもっと違うところも行ってみたいな。

一つだけ残念だったのは、美術館から夕日が綺麗に見えるとのことだったけど、この日は翌日から雨の予報だったので、夕方は雲が出てきてしまい、夕日が見れなかったことかな。

この旅の目的地 出雲大社へ

朝からバスで、一畑電車の駅へ向かう。
天気予報通り、シトシトの雨。
昨日の晴れが恋しいけど、本降りにはならなそうでよかった。
松江から出雲へ行くのは、JRやバスなどいろんな公共交通機関があるけど、私は一畑電車でいくことにした。
宍道湖をずっと横目に見ながら、1時間ほどの電車の旅。

最寄りの駅に着いて、まずは稲佐の浜へ。
バスでも行けるんだけど、時間が合わず、歩いていくことにした。
雨だし歩いていく人なんているのかしらと思っていたけど、すれ違ったり、道を聞かれたりしたので、意外と多いのかもしれない。
大体の人は車で来てたみたいだ。

稲佐の浜へ行き、その砂を出雲大社にある素鵞社(そがのやしろ)に持っていくと、そこにある砂を持ってかえることができるそうで私もやってみた。

稲佐の浜からの帰り道でお昼前になったので、出雲そばを食べることに。
割子の三段そばというもっともシンプルなものを注文した。

それを食べたら、いよいよ出雲大社への参拝なんだけど、なんだ昨日みたいに行きたくない気持ちが出てくる。
昨日泣いてしまったこともあるかもしれないけど、なんだかまた泣いてしまったらどうしようとも考えていた。
お蕎麦を待っている間、いよいよなのか、引き返せないのか、という今更なことを考えてしまい、美味しいお蕎麦を食べたのにちょっとだけ気持ちが沈んでいたと思う。

出雲大社での不思議な体験

出雲大社とはこんな神社さんです。

お昼ご飯も食べて、ついに出雲大社へ。
雨だったので、ゆっくりと少しずつ丁寧に回っていく。
雨のせいなのか、浄化されたような気持ちのいい気が流れている気がした。

北村さんが参拝されたブログを読んでいたので、ご祈祷していただきたかったが、今回はとにかくご挨拶だけにした。

本殿に一番近いとこからの参拝のあと、稲佐の浜の砂を持っていく、素鵞社(そがのやしろ)へ向かった。
ここは、たくさんの人がパワースポットと言われるだけあって、近くにいくと本当に空気が変わったと私も感じることができた。

それでも他のお社と同じように参拝しようと、これまでと同じように二礼四拍一礼してお社へと顔を上げた瞬間、また昨日のような感覚で、胸がいっぱいになって涙が止まらなくなってしまった。

昨日の美保神社での涙があったので、冷静でいる自分と涙を流している自分と二つの視点があったような気もする。
この時も感情で泣いているのではなく、お社を見た瞬間、なんとも言えない感情が私の心に溢れてきて、留まることができずに、涙が溢れてきた感じだった。涙を流したからなのか、なんらかのカタルシスが起こったような気がする。


島根旅行 観光編その2

素鵞社での不思議な体験の後は、近くの神社を参ったりした。
そして、観光としての目的地にも行ってきた。出雲大社のすぐ近くなので、意外と人も多かった。
行ったのは、島根県立古代出雲歴史博物館。

歴史や古事記、神話や史実、史跡、古代建築、古代神殿、神楽、勾玉、青銅器、などなどみどころが多くて、常設展も企画展も面白かった。

出雲大社2日目

翌日は帰りの列車まで少し時間があったので、出雲市駅からの始発の電車に乗って、出雲大社へ行ってみた。
朝の早い時間だったことや昨日の雨のおかげか、昨日の昼に来た時以上に浄化されている気がした。
ただ、境内はちょうど大祭礼の日と重なってしまい、かなり忙しいというとバタバタしている感じもあった。


昨日と同じように、参拝していき素鵞社にも参ったけど、昨日のような感覚はなかったので、なんだか昨日のことが夢みたいに思えてくる。

それでもせっかくなので、境内の端っこで瞑想してみた。
そしたら、左手がずっと磁石で砂鉄を探すような感じになって、ふわふわして不思議な感じだった。

そんなことをしていたら、帰る時間が近づいてきて、急いで出雲市駅に戻り、特急列車に滑り込んだ。
それから新幹線を乗り継ぎ、博多駅まで帰ってくることができた。

帰りの列車も、日本海や田んぼが田植えの時期なこともあり、こんな景色がまだ日本にもあったんだと思える綺麗な景色を見ることができた。
あっという間だったけど、行ってみて本当によかった島根旅行にだった。

島根旅行にいってみて

今回初めて島根を旅行することができた。
行きたくない気持ちと行きたい気持ちがいったりきたりの不思議な時間。
神社への参拝はこれまでもしてきたけど、涙を流したことはなかったので、涙がこぼれたことに驚いた。

結果としては行ってよかったと思えるけど、北村さんに言われないと、本当に訪れることはなかったかもだし、石が来てくれて、支えてもらったからこそ、いくことができたのかもしれない。
今回はご挨拶が出来たと思うので、今度はご祈祷や他の神社も巡ってみたいな。

帰ってきてからのこと

島根旅行から帰ってきて、次の日の朝から普通に仕事だったんだけど、仕事に行く途中で、「この仕事は自分がやるべき仕事じゃないな」ってふと思った。すぐに辞める訳じゃないけど、少しずつ自分が進むべき道へ近づいていきたい。

あと、帰ってから一週間ぐらいはなんだか食べ過ぎたり、やり過ぎてしまうことが続いた。
自分の中のなくなったものを埋めようとしているのか、欠乏感が続いた。
もう大丈夫だけど、これからも色んなことに意識を張っていこうと思う。

また、なんだか自分の考えとか思いに関する腹落ち感もしっかりしてきて、大きな声が出るようになった気もする。

これからのこと

これからのこととしてまずは今まで以上に過去と向き合っていこうと思う。
向き合っていく方法はたくさんあると思うけど、キーワードとしてはこんな感じかな。

内観 過去 トラウマ コンプレックス 感情の解放 感情を認める 喜怒哀楽 インナーチャイルド 自己愛 自分のエネルギーを高める 自分を労わる 自分を癒す

感情を認めて、吐き出して、癒して、浄化する

こんなことを意識して行動していこう。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
5000字を越えてしまったのですが、旅行中に感じたことをきちんと言葉に出来たのでよかったし、色々と整理できた気がします。

これからも自分の変化を記録してしておくために、週一ぐらいでマガジンを更新していこうと思います。

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