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2020年と「ゆっくり急ぐ」2021年

あけましておめでとうございます!
なんだかどんよりした2020年がまだ続いているような気もするけど、ひとまずは新年ということで、みなさま昨年は大変お世話になりました!

2020年はたくさんの人に甘えさせてもらったなあと思います。25歳児なのでとっても嬉しかったです。これからも甘やかしてくださいね!

2020年を振り返ると、まずおっきなことは「転職」しました!なんと3社目!昔からずっと携わりたかった物語をつくるお仕事です。わたしは物語に頼りながらどうにか生きてこれてるので、いつか恩返しができたらいいなあと思います。まだまだわからないことしかないのですが、可能性無限大に頑張るしかないな!って感じです。
なんだか導かれるまま社会人生活4年のうちに2回転職していて、ロマンチックにいえば「運命」だし、ラフにいうと「ノリ」です。
生まれてこのかた、転職以外でも色んなことに意志もってると、あとはなんか周りがいい感じになってそのまま流されるといつのまにか辿り着くという、ラッキーの連続なので本当にありがたいなあと思うこの頃です。全力で感謝しながら、驕らず邁進していきたいです。

ちっちゃなことは「ゲーム実況」にハマりました!
・ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
・ゴーストオブツシマ
・バイオハザードシリーズ
・デトロイトビカムヒューマン
・龍が如くシリーズ
などなど、この半年くらいでみて見事に睡眠時間が減りました!!!自分でプレイするより人のゲームみてるほうが数倍楽しいことに気づいてしまった。ストーリーがみたいのにゲームがド下手くそで全然進めなくて断念してたのですが、人がゲームしてるの見るのとても楽ちんですね!しかも面白い!
そしてなにか新しいことにハマると感性が若返ったような気がして嬉しい〜!いまは龍が如くのおかげで、極道の役職とかがわかるようになってきたので無性にドキドキしています。あと夢でよく極道物をみるようになり、こないだは隣の組の人間にドスで殺られそうになった時に目が覚めて心臓がバクバクしました。

そんでもって、超超悩んだことは「自分のことなんにも知らない」ことです。細かくは割愛するのですが、自分の感情とか価値観とかをつくったであろう原体験がどこにあるのか、ひたすら吐きそうになるくらい自問自答した。
かなしいことに、記憶に残ってるのは辛いことのほうが多いので、思い出しながらもう一度体験するのは非常にしんどかった。それでも考えないといけないな、と謎の確信だけはあったので頑張りました。
まあ考えたところで、当然答えなどないのですが!!!
特に10月11月に会った人たちには「ねえねえ、〇〇は自分のことどれくらい知ってる?」と聞きまくってしまい申し訳ない。そして馬鹿にせず丁寧に聞いてくれて、答えてくれた人たち本当にありがとうございました!!!だいすき!!!
おかげさまで、今まで無視してきた感情を拾えたような気がするし、自分を削ぎ落として削ぎ落として、そうして残った芯の部分の姿形もなんとなく見えたような気がしています。ここを出発点に、これから変わっていくのがとっても楽しみ。

やっぱりさみしいことは、「嵐が活動休止」したこと。大晦日の配信ライブでは1曲目の歌い出しで、ぎゅんって超スピードで涙でてきて、嘘でしょ?って思いながら急いでタオル持ってきて拭った。人生のほぼ半分を嵐と過ごしてるので、思い出が多すぎる。
嵐のファンとして応援してきた12年間は、わたしという人格形成のベースにそっと流れている。彼らにたくさんの影響を受けて、色んなことを頑張れた気がしているからだ。夢を持つこと、努力すること、感謝すること、楽しむこと。トップを目指して、そしてトップを走り続ける5人の姿や言葉は、ちょうど思春期でブレブレだった14歳のどうしようもない心を励ましてくれた。相手を尊重して信じるこんな素敵な大人になりたいなあと子ども心に思った。
大人になったいまの自分はそうなれてるかわからないけれど、なりふり構わずに一生大切にすると決めてる人も、自分の嫌いなところも好きだと面白がってくれる人も、周りに素敵な人たちがい〜っぱいいてくれるので、半分くらいは近づけてるのかなと思っちゃうことにします!人間関係は自分の鏡と言いますし!ね!!!
そうして嵐の人たちからもらったものを胸に、活動再開の日をそっと待ちたいと思います!

そんなこんなで以上!2020年の4大?トピックスでした!

そして、2021年の心持ちは「ゆっくり急げ(Festina lente)」です。

年末に読んだ小説に出てきた言葉で、不思議とストンと沁みたので今年のテーマとして設定してみることにします。

「ゆっくり急げ」(ラテン語:Festina lente フェスティナ・レンテ)は、ヨーロッパで古くから用いられている格言である。
「良い結果により早く至るためにはゆっくり行くのが良い」または「歩みが遅すぎても求める結果は得られない」を同時に意味する。
(Wikipediaより)

日本で近しい言葉で言うと「急がば回れ」なんですが、わたしは「急がば回れ」すごく嫌いで!意味とはまた別の言葉的に、すごく遠回りをしているイメージがあって、目的地に最短で効率よくいきたいのに、なんでわざわざ遠回りしなくちゃなんねーんだよ!と思わざるをえない字面してません?(あくまで字面です)
とにかく回りたくない……。日常でも意味もなく散歩してみたり、とりあえず街歩いてみるとか、とにかく目的ならびに計画がない時間がこの世で一番苦手なのです!(友人たちはわたしの病的なまでの計画魔っぷりをすごくわかってくれると思う…)
でも、ゴールに向けて急ぎすぎると、到着したとしても自分の能力が足りてなかったり、計画を実行することが目的になってしまったりする。

そんな時に出会ったのが「ゆっくり急げ」という言葉。転職してイチから学ぶことしかない今の自分にぴったりはまりました。

その時は意味がないとかくだらないなと思っていても、その知識と経験はいつか点と点が繋がって、なんらかの役に立つことが歳を取れば取るほどわかるようになってきた。(スティーブ・ジョブズも言ってたやつ)

最近で点と点が繋がったのは、大学生の頃友人の家でBLゲームの受けの喘ぎ声をBGMにレポートを書いていた最高にくだらない日々があったのですが、先日そのタイトルを共通言語にまさかの上司と仕事相手と話が盛り上がり!わたしはその友人に出会うまで18禁PCBLゲームの存在を知らなかったので、心の中で19歳の夏のわたしたちの友情に感謝した。
またある時は、アメリカが舞台の刑事物を読んだ時にFBIとCIAの違いや日本とアメリカの犯罪事情という予備知識を、名探偵コナンのおかげで持ってたので、難しく感じることなく自然に物語に入れたり!やはり「名探偵コナン検定2級」合格者は伊達じゃないですね。

そんなこんなで「知識は世界の解像度を上げる」という言葉もありますが、やっぱり知っていることと知らないことでは、ものの見方と感じ方に天と地の差があるなと思いました。そして、わたしはまだ何にも知らないということを知っているので、すでに「ゆっくり急ぐ」ためのスタート地点に立てているわけですよ!すご!

この1年は目標ややりたいことに向かって、真っ直ぐと「ゆっくり急ぐ」。なんでも糧にできるように、好奇心全開で歩みを進める年にできたらいいなと思います!


そして、ここまで読んでくれた優しいあなたに、とってもお世話になっているような気がしてなりません。
今年も(もしくは今年こそ)そんなあなたに会いたいです!
本年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いします!

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