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フリーランス特化型「商品設計」をやさしく解説①

こんにちは。やまさんです。

普段はマーケティングに関する情報を発信しているこのnoteですが、今回は商品設計の技法について取り上げていきたいと思います。

単なる商品ではなくて、売れる商品を量産して売り上げを伸ばしていくために、フリーランスやスモールビジネスを手掛けている経営者はどんなことに気を付けたらいいのか、解説していきますね。

■いかにヒット商品をたくさん抱えることができるか?

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そもそも私たちがビジネスの売り上げを最大化させるために必要なこととして、

いかに売れる商品を複数持っているか?

が重要になってきます。

単なる商品をたくさん持っているだけでは意味がなくって、ヒット商品をいくつも抱えていることがポイントになります。

たとえばAppleならiPhoneやiPad、MacBookなどがありますし、ソニーやリクルートでもヒット商品や好調な事業をいくつも抱えているものです。

私たちフリーランスが大きく稼ぐためにも、ヒット商品をいかに増やしていくかが重要になるんですね。

◎商品設計を考えている方に、残念なお知らせ

そんな話をした手前ですが、1つ残念なお知らせをお伝えしないといけません。

正直な話、ビジネスを始めたばかりの初心者フリーランスが、ヒット商品をバンバン飛ばすというのは現実的には非常に難しいんですね。

商品設計というのは、営業や事務といった仕事以上に、得手不得手が浮き彫りになりやすい仕事です。

たとえば私は人前で話すのが得意ですが、管理する仕事が絶望的に向いていない人間です。

フリーランスの中にも商品設計が得意な人は一定数いますが、苦手とする人も大量に存在します。

なので、もしあなたが商品設計がうまくいかずに悩んでいたとしても、それは当然のことである意味仕方のないことなんですね。

◎商品は作れても、ヒット商品は作れない

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実際、世の中には商品設計でつまづいてビジネスに挫折してしまっている人が非常に多くいます。

形だけの商品を作ることはできても、世の中で必要とされている商品を作れている人はごくわずかしかいません。

そんなハイレベルなところに自ら飛び込もうとするのは、自分から失敗しにいくようなものです。

■本来の商品設計とは?

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そもそも商品設計というのは、

市場の成長性
ニーズの規模
他社との差別化
愛用されるフレーズ
ブランドエクイティー

こういった要素を使って開発されるものです。

大手企業が新商品を作るときには、この流れが使われますね。

◎(株)SYKでも、商品設計は分業制

ちなみに、やまさんが代表取締役を務める(株)SYKでは、商品設計は基本的に私が手掛けています。

でも、商品設計のアイデアを形にして、細かいところを詰めていくのはスタッフに任せるという分業体制になっています。

私の会社ですら、分業して商品を作っている。

だったら、初心者のフリーランスがいきなり商品設計を始めて、細かい仕様も考えていくのは、非常に難易度が高いことであるとおわかりいただけるのではないでしょうか?

■正直、他人の商品を売るのがベストです

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そんな事情を踏まえて正直な話をさせていただくなら、初心者におすすめしたいのは他人の商品を売ることです。

商品を作っている時間は1円の売り上げにもならないため、初心者が取り組んでも時間のムダになる可能性が高い。

だったら、すでに売れる仕組みが用意されていて、売れるコピーも完備、さらにお客さんもいて実績者の声も揃っている商品を売るほうが、ずっと売り上げが安定するはずです。

◎自分で商品を売ると、マルチタスクに陥る

私たちが自分の商品を販売して売り上げを増やすなら、次のようなステップを踏まないといけません。

商品開発→集客→教育→販売→サポート→商品改善→リピート

この流れを、初心者が一人で全部やろうとするのは、非常に大変なこと。

がんばれば3000万円くらいの売り上げを目指すことはできるかもしれませんが、毎日10時間以上働くことになります。

お金はあるけど自由に使える時間が全然ない…という状況です。

そんなのって、私たちの理想とはちょっと違いますよね?

■まず集客スキルを身につけるのがおすすめ

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私の本音としては、まずは広告の使い方をマスターして集客のプロになり、すでに売れている商品を売っていくことをおすすめしたいです。

いわゆるアフィリエイトのようなものですね。

これが一番賢く稼げる方法ですし、売り上げも安定。

手っ取り早く売り上げを増やしたいなら、間違いなく推せるやり方です。

◎結局、集客に特化するビジネスが強い

実は(株)SYKでも、自社商品で売り上げを増やすほかに、自分で商品を持っている人とジョインするというビジネスモデルを使っています。

つまり、集客は私たちSYKが担当して、商品設計や販売・サポートなどは相手の方にお任せするという流れです。

これなら私たちは集客だけに集中できるし、商品を持っている人は商品設計だけに集中することができますよね?

結果として商品の満足度も高まり、成功報酬も上がって大きな売り上げにつながっています。

◎とはいえ、商品持ちたいですよね?

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そうは言っても、フリーランスをやるなら自分の商品を作って売りたいというのが本音ですよね?

1億円も狙える商品を作ってバンバン売り上げて、かつ自分の時間もたっぷりと確保する…。

そんな方法を知りたいからこそ、このnoteを読んでいるのだろうと思います。

そんなニーズにお応えして、今回からのnoteでフリーランスやスモールビジネスを手がける会社向けに、売れる商品の作り方について解説していきますね。

■商品設計で気をつけるべき5つのポイント

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まずは基礎的な考え方として、商品設計で気をつけたい5つのポイントを紹介しておきましょう。

・在庫を持たないものにする
・商圏が決まっていないもの
・24時間、年中無休で稼働できるもの
・低予算で始められるもの
・利益率が高いもの

以上をまとめるなら、ローリスクハイリターンでできるものからやるべき!ということです。

◎在庫を持たないものにする

いわゆるDVDやCD、冊子のようなものを作って売るような時代では、もはやなくなっているということですね。

◎商圏が決まっていないもの

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これは要するに、オンラインでできるビジネスを選ぼうということです。

今からカフェのような店舗ビジネスを始めたとして、北海道から沖縄、海外のお客さんがやってくる…ということは考えにくいですよね?

その地域の地元のお客さんしか来ないような、商圏の限られるビジネスは売り上げの上限も決まってしまうのです。

◎24時間、年中無休で稼働できるもの

自分が起きているときにしか商品が売れないビジネスモデルよりも、自分が寝ているときにも売れ続けるビジネスモデルを選ぶべきです。

具体的には、ブログやYouTubeなどが挙げられます。

このnoteもそうですが、記事や動画はいったん投稿すれば24時間働いてくれる性質を持っているため、優先して取り組むべきビジネスの1つです。

◎低予算で始められるもの

これに関しては、知識やノウハウといった無形の商品を売っていけばOKです。

初期投資がかかってしまうものは、できるだけ避けるようにしましょう。

◎利益率が高いもの

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(株)SYKでは、毎月人件費に1000万円以上(11名のスタッフ)費やしているのですが、もし人件費を丸ごとカットしてクラウドソーシングなどに外注すれば、利益率が9割に達するビジネスモデルになっています。

つまり、100万円売り上げたら90万円が手元に残るというわけです。

ここまでの利益率は、店舗を経営している人からすると驚異的に思えるでしょう。

さらにInstagramやTwitter、LINE@、Zoomといった無料のツールだけに限定して事業展開すれば、99%利益になるなんてこともあり得ます。

確定申告がめちゃくちゃ楽です(笑)

これからビジネスをやろうとする方でも、商品設計を間違えなければ9割の利益率を狙うことは十分可能。

あくまでも、人件費や家賃、光熱費、仕入れが発生するようなビジネスは選ばないように注意してくださいね。

おわりに

長くなったので今回はここまでで区切りますね。

次回のnoteでも、引き続き商品設計の具体的なテクニックについて紹介していきましょう。

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