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セピア色の思い出 リアル 山瑠璃草

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遠い遠い昔、幼いころの話。微かな記憶だけのセピア色の思い出。ただぼんやりと綴る。 そこは港の近くの東峰寮という名の家族寮。その2階の一角の部屋に家族4人で住んで居た。
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2022年3月の記事一覧

セピア色の思い出 4

セピア色の思い出 4

詩「危ない遊び」

幼い頃

立入禁止の防波堤
こっそり入って
雑魚釣り

埠頭に来る外国船
身振り手振りで
入れてもらった船は
北朝鮮の船

今思えば危なっかしい

そんな港も
面影はない
オリオン座の三つ星 輝く
幼い頃のその港

懐かしくて
会いたくて

「危ない遊び」

小学校4〜5年生 昭和38年頃の「港」で遊んだ思い出が心に残ります。

信濃川の河口にある港町が私の故郷。港町といっても

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