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SIerとWebベンチャーの違い。具体的に仕事はどう違う?

こんばんはヤマピーブラックです😎

前回の記事で、SIerと自社サービス開発の違いを説明しました。
SIerってなに?IT会社の分類いろいろ

今回はもう一歩踏み込んで、具体的に仕事はどう違うの?という点を解説します。

これまで私は中堅SIerとスタートアップのゲーム会社で勤務してきました。その体験をベースにお話します。

※もちろん会社によって違いはあると思いますので、その点は留意願います。

SIerはドキュメントが必要

大きな違いは、ドキュメントが必要かどうか?だと思います。

ドキュメントは、主に設計書です。仕様書と呼んだりもします。どういうシステムを作るのかが書いてあります。

ベンチャー企業でも簡単な仕様書や企画書など用意するとは思いますが、力の入れようが違います。

というのも、SIerはドキュメント+ソースコードが成果物になります。ドキュメントを納品してお金をもらっているということですね。

したがって、ドキュメントもきっちり時間をかけて作る必要がでてきます。

Webベンチャーは広く浅く

Webベンチャーは広く浅くやりたい人に向いてると思います。人員が少ないので、広い範囲のことを一人でやる必要があります。

将来的に自分でアプリなどを作って儲けたい!という人はWebベンチャーのほうが向いているでしょう。

一方、SIerは分野ごとに細分化されている場合が多いです。フロント担当、サーバーサイド担当、インフラ担当などですね。

専門的で深い知識を得るにはこちらのほうがよいと思います。システムの規模も大きい場合が多いですしね。

他にもまだまだある違い

SIerとWebベンチャーの違いをまとめてみました。

SIer
・ドキュメント重視
・テストをしっかりやる
・枯れた(古くて安定して動作する)技術を使う
・役割が細分化
・大規模なシステム
・顧客との密なやり取りが発生
Webベンチャー
・ソースコード重視
・動けばOK
・新しい技術を使う
・広く浅くやる
・小規模なシステム
・カスタマーとの簡単なやり取りがある

SIerは顧客とともに大規模なシステムを設計し、一緒に作り上げていくのが醍醐味かと。

一方Webベンチャーは、設計やテストより、とにかくソースコード書いてスピーディに動かしたい、とい人に合ってると思います。

本日のまとめ

SIerとWebベンチャー。一長一短なので自分に合っているほうを選ぼう

次回はSIerの未来についてお話したいと思います。

サ、サポートありがとうございます😭