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SIerってなに?IT会社の分類いろいろ

こんばんはヤマピーブラックです。毎日仕事とゲームしながらステイホームしています😎

SIerって聞いたことあるでしょうか?エスアイアーと読みます。IT会社に興味がある就活生なんかは聞いたことがあると思います。

IT会社と一口に言ってもいろいろ種類があります。今回はそこを解説します。

システムインテグレーター

他社のシステムか、自社のサービスかで2つに分類します。

①他社のシステムを作る会社
②自社のサービスを作る会社

①はいわゆる受託開発の会社です。ある会社から「これ作ってくれー」と言われて、その要望を受けて(受託して)開発します。会社間の取引ですので、きちんと契約を結び、お金をもらって開発します。

作るシステムは様々で、企業のホームページから旅行の予約システムや、従業員用の勤怠管理システムなど、その分野は多岐に渡ります。

このようなIT会社をシステムインテグレーターと呼びます。これを略してSIerと呼びます。SystemとIntegrateの頭文字のSIに、erをつけた形です。エスアイアーです。読みづらいですね…。

※SIerは比較的大企業を指すことが多いです。

代表的な会社は、NTTデータ、富士通、日立製作所などです。国や地方のシステムもこれらの会社が作っていることが多いです。

自社サービス

これに対し、他の会社のシステムを作るのではなく、自社のサービスを作る会社があります。

メルカリやサイバーエージェント、facebookやGoogleやAmazonなどです。

これらの会社は、他社のシステムを作るのではなく、自社で独自のサービスを作り、それでお金を稼いでいます。

B2Cの会社が多いですね。ゲーム会社なんかもこのタイプです。

最近はこのタイプのIT会社が増えています。理由は、ITの重要性が増したから。いまやIT使ってない会社なんて存在しませんし、ITサービスだけで生きてる会社もたくさんあります。

Amazonやメルカリのようなサービスは、一度作って終わりではありません。継続して運用、改善していく必要があります。

ITが会社の要なのに、他社に作ってもらうのはリスキーです。お金がかかりますし、いちいち契約を結ぶのも手間ですからね。自社で作って運用していくほうが効率的でしょう。

サイバーエージェントは、初期の頃はシステムを外注(他社に依頼)していましたが、今では自社のエンジニアがサービスを作っています。これを内製化と言ったりします。

内製化のハードル

「じゃあ全部の会社が内製化すればいいじゃないか」という話になりますが、内製化のハードルはなかなか高いです。

大変なのはエンジニアの採用。優秀なエンジニアをできるだけたくさん揃えたいのですが、そもそもどうやって採用すればいいの?という課題があります。

ぼくもエンジニアですが、当然技術を学べる環境の会社に勤めたいです。周りに優秀なエンジニアがたくさんいる会社に惹かれます。

いきなりエンジニアをたくさん雇うのは無理なので、徐々にエンジニアを増やしていくしかないですね。時間がかかります。それだったら外注に頼ってもいいと思います。

要は、ITへの依存度によるかと思います。ITよりも営業や接客が重要!というなら無理して内製化する必要はないでしょう。

いまなら、SaaSもたくさんあるので。

本日のまとめ

・他社のシステムか、自社のサービスか
・内製化が理想だけどハードルは高い。外注やクラウドサービスをうまく利用すべき

次回はもう少し踏み込んで、SIerとWebベンチャーの具体的な仕事内容に踏み込んでお話したいと思います。

サ、サポートありがとうございます😭