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子供の自己肯定感を上げるには、親が自分を自己受容すること

アドラー心理学セミナーを開催しました。  

昭和の時代は
真面目に「行動」して
良い成績という「結果」を出して
初めて自分という「存在」を認められる社会でした。  

自分たちが頑張ってそこを乗り越えてきたから、
子供たちにも「頑張んなさいよ!」って
言いがちだけど、  

実は
不真面目な「行動」をしても
「結果」が悪くても
自分の「存在」を愛して欲しかった。  

いまさら、
親や社会にそれはできないから、
自分が自分にしてあげる。  

たとえ
怒りっぽくても、
心配症でも
グロテスクでも  

自分を自分で認めてあげる。  

自分にできるようになったら、
子供にもできるようになります。  

「どういう声かけをしたらいい?」
とかんがえなくても
自然と適切な言葉がでてきます。  


「人の評価」で生きていると、
社会に適応できるように、
「子供の短所を潰していこう」と思う。  

「短所」を失くそうと
「短所」ばかりにフォーカスしていると、
子供には「短所」ばかり有るように思えてきて、
不安になる。  

その不安は子供にも伝わるから、
子供自身も自分が不安になる。
そして子供は「自己肯定感がもてなくなる」  

また、
たとえば〈わがまま〉だったら、
〈わがまま〉を失くそうと、
「〈わがまま〉をやめなさい!」と言ってしまう。  

これは愛しているからこそ、
心配だから言うんだけど
注意しないといけないのは、
注目したことが強調されること。  

他に、「明るい」「元気」って
いいとこがいっぱいあるのに、
いいとこは強調されずに
悪いとこだけが強調されてしまう。  

そして、
「わがまま」という短所が定着してしまう。  

だから、
短所〈わがまま〉を見つけたら、
それを反転させて〈自分の気持ちを大切にしている〉と長所にして強調する。  

すると、望むことが増える。  

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