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NISMOFestival2022に行ってきた! 後編


初めに:前編の続き

皆さんこんにちは。Yamaping RRです。
本記事は「NISMOFestival2022に行ってきた! 前編」の続きになります。
前記事を読まれていない方は、先に前編を読んでから本記事をお読みいただくようお願いします。

さて、前記事では午前の部と題し、主に午前中に起きたことを記事にしました。
ZチャレンジやGTマシンたちのウォームアップ走行がメインでしたね。
今回は、午後の部としてコース上でのイベントの様子から帰路に就くまでを記事にしようと思います。

今回使用した撮影機材

今回、カメラを2台持っていきました
1台は写真機、もう1台は映像機として持っていきました
カメラ①:Nikon D5100
レンズ①:AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
レンズ②:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
カメラ②:GoPro Hero10 BLACK

スター選手たちが大集結!ウェルカムセレモニー

ウォームアップ走行が終わった後、一旦コース上の整備が行われると続々と選手や重役の方々が整列を始めました。

スーパー耐久2022シーズンチャンピオンのHELM MOTORSPORTの選手やレジェンドドライバーたち

するとウェルカムセレモニーがはじまりました。
今回参加された選手や監督たちの名前が次々に呼ばれ、観客の皆さんへアピールしていました。
当時、私がいた場所から選手までの距離が遠く、300mmじゃあ厳しかったですね。

グランドスタンドの観客へ手を振るミハエル・クルム エグゼクティブアドバイザー

そして、観客のみなさんへのご挨拶としてSUPERGTで23号車をドライブする松田次生選手が壇上へ。
ドライバーの中で一番応援している選手が、遠いところにいるとはいえ目の前に現れるのは興奮しましたねえ(笑)
基本的には、ドライバーや監督の皆さんは遠い存在というか、画面の中でしか見たことがなかったので、間近で見られたのは嬉しかったですね。

ご挨拶のため、壇上へ向かう松田次生選手

ウェルカムセレモニーも終わり、登場していた皆さんが戻られるように。
すると、目の前には2022-2023シーズンFormula eで日産に所属することになったサッシャ・フェネストラズ選手が・・・!
しかもこちらに手を振っている!
内心、「サッシャ、カワイイな」と思ってしまった(笑)

観客席に手を振るサッシャ・フェネストラズ選手

興奮しまくり!HERITAGE RUN!!

ウェルカムセレモニーが終わると同時にガレージ、ピットロードでは続々とマシンたちが顔を出し準備を進めていました。

「NISSAN MOTORSPORTS HERITAGE RUN ~Z is back in the race~」

そうアナウンスが流れ、一斉にマシンたちがコースへピットアウトしていきました。
Part1にてウォームアップ走行をしていたマシンがメインでしたが、現行のZやらJGTC時代のZやら沢山のZたちがのびのびと走っていました。

240ZG
SUPERGT2022シーズンチャンピオン12号車 カルソニックIMPUL Z

イベント中、軽快に走っていた240ZGが急遽ピットイン。
なんとも、ギアボックストラブルのこと。
50年近いマシンを現代まで保存するのも大変だと思うのですが、こういったイベントごとに走らせる状態での保存ができていることが素晴らしいことだと思います。
今後のイベントでも元気に走ってほしいので、今回はここで離脱。

もう一つ残念だったのは、300zが走らなかったこと。
私が市販車の中で一番好きな車がZ32(300zx)なのですが、そのレーシングカーが登場するだけでもかなり嬉しかったのですが、今回は展示のみ。
ダイシンシルビアみたく、ウォームアップ走行のみのコースインはしてほしかったですね。

走行が終わったマシンたちは、ホームストレートに集結。
一列に並び、ドライバーたちも下車。
インタビューを受けていました。

ホームストレート上に並ぶZたち
走行を終えた松田次生選手、平手晃平選手

走行終了後、パドックへ!

一通り、写真を撮り終えた後パドックへ向かいました。

パドックへ向かう前、Twitterを見ていたのですが柿本邦彦さんのツイートを発見。
「アメ横の様相を呈している」なんて書いてあったもんですから、かなり混んでいるのかなと思っていましたが、そんなこともなく。

ただ、人気のあるマシンや出展企業さんのブースには多くの人だかりが。

先に、そこまで人がいなさそうなところから見に行ってみました。

スーパー耐久2021シーズンに参戦していたGTNET MOTORSPORTS

初めに観に行ったのはGT-Rが展示されているゾーン。
SUPERGT2022シーズンチャンピオンの56号車、REALIZE KONDO GT-Rや360号車RUNUP GT-R、植毛ケーズフロンティアGT-Rなど、多くのGT-Rが展示されていました。

56号車REALIZE KONDO GT-R
2022シーズンに獲得したトロフィーたち
藤波清斗選手、J.P.オリベイラ選手のサイン入りチャンピオンボード

そして、「スカイラインラストイヤー」を有終の美で飾り、Zに世代交代をした、2003年のJGTCに投入されたR34型スカイラインGT-R。(上が22号車MOTUL PITWORK NISMO、下が23号車)

22号車 MOTUL PITWORK NISMO GT-R
23号車 XANAVI NISMO GT-R

別のパドックへ行ってみると、かなりの人だかりが。
一体どうしたものかとパドックへ入ってみると故・高橋国光さんのメモリアル展示が。
そして、同じタイミングでコース上で行われていたメモリアルランから帰ってきたSTP TAISAN GT-RとSKYLINE 2000 GT-R CONCEPTが。
TAISAN GT-Rからはあの土屋圭市さんが。
国光さんはどちらかといえば、ホンダでの活躍が有名かと思われますが(初代NSXの制作やTEAM KUNIMITUでの活躍など)、日産でも大きな活躍をされており、土屋さんも国光さんに惹かれ日産で活躍されていました。
この国光さんと土屋さんには妙な共通点がありますよね。

高橋国光メモリアルランを終えた土屋圭市さん
ヘルメットもグローブも国光さんが現役自体に当時使用されていた本物を装着してドライブへ臨んだ

また、近くには長谷見昌弘さんの姿も。
ファンのみなさんへのサイン対応などをなさっていました。

ファン対応をする長谷見昌弘さん

そして、時を同じくしてフェスティバル当日、YoutubeLIVEにて活動されていたサッシャさんがLIVE配信での中継のため、同じパドックへ出現。
一度に3人もの有名な方をお目見えする、非常に貴重な時間でした。

SUPERGTやF1(DAZN)で実況を担当されているサッシャさん
YoutubeLIVEのためにパドックへやってきた

そのほか、パドックではFormula eのGen2マシンやかつて日本で行われていたスーパーシルエットレースに参戦していた日産ターボ軍団の3台(スカイライン、シルビア、ブルーバード)、R390など沢山の名車や現代車両が展示されており、どれも目を引くほど美しくこれまで多くのカテゴリーに参戦してきた日産のモータースポーツにおける情熱を垣間見ることができました。

2021-2022シーズンで使用されたGen2マシン
NISMO大森ファクトリーでの壁かけ展示で有名なR390
日産ターボ軍団の1台、シルビアRSターボ
日産ターボ軍団の1台、ブルーバードRSターボ
日産ターボ軍団の1台、スカイラインRSターボ

フェスティバルも終盤へ

パドックでの展示を見終わったわたしが次に向かったのはGRスープラコーナー。
コース上では2022シーズンを戦った、SUPERGT・スーパー耐久のマシンが一斉に簡易的なレースを行う「NISMO GP」が行われていました。

GRスープラコーナーを立ち上がるスーパー耐久マシン3台

このイベントではとある珍事があったそう。
ドライバーチェンジのためピットインした12号車カルソニックZがなんとピットレーン違反!
主犯格はなんとベルトラン・バケット選手!
ホンダ所属時代にバケット選手が当時参加していたホンダサンクスデイでも同じことをしていたのが脳裏に浮かびました(笑)

12号車とランデブー走行する3号車
10号車をパスしようとする24号車

フェスティバルもいよいよ最後!フィナーレ!

楽しいこと尽くしだったNISMOFestivalも大詰め。
最後にフィナーレを迎えます。
NISMO GPで走っていたマシンたちがホームストレートへ、パドックで展示されているマシンたちはピットレーン場へそれぞれ整列。
ドライバーや監督、レースクイーンなど全員が整列。
中央にはレッドカーペットが敷かれ、SUPERGTのチャンピオン56号車(GT300クラス)、12号車(GT500クラス)とスーパー耐久チャンピオン62号車が並ぶ。
初めにチャンピオンチームへの花束贈呈とコメントがあり、SUPERGTの来シーズンのゼッケンについても触れられました。
56号車の監督近藤真彦さんは「56号車のまま変更しない」、12号車総監督星野一義さんも「12号車で2連覇を狙いたい」とそれぞれ話され、チャンピオンゼッケンである0号車と1号車の誕生は来シーズンも無しということに。
しかし、後の「ホシノインパル全開魂」でのYoutubeLIVEにてゼッケン1を使用することが決定。
なんとも、一樹さんが一義さんへ直談判をしたとか。

最後のご挨拶、片桐隆夫NMC代表が登壇。
片桐代表、感動で所々声が詰まっており、聞いている私もウルッとしてしまいました(泣)
3年ぶりの開催となった、このNISMOFestival。
SUPERGT GT500・GT300、スーパー耐久の三大カテゴリーでのチャンピオン獲得。
特に12号車による、チームとして27年ぶり、日産として7年ぶりのチャンピオン獲得は特に思い出深い事でしょう。

最後に:無事に帰路につきました

前編・後編とここまで長々と記事を書いていきましたが、今回のNISMOFestivalは非常に思い出深いイベントになりました。
「日産を応援しててよかったなあ」と思える1日でした。
日産のモータースポーツにおける情熱をひしひしと感じることができました。
来年ももし行けるチャンスがあれば行ってみたいと思います。

最後に、前編を含めここまで記事を読んでくださりありがとうございました。
イベント開催から2週間以上経ってしまいましたが、お楽しみいただけたでしょうか?

次回もお楽しみに。
以上、Yamaping RRでした。

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