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練習は実践する場、試合も実践する場

私自身15年間サッカーを続ける上で、どの指導者からも聞いたことがあるセリフがある。「練習のための練習をするな、試合のための練習をしろ」

サッカー経験者なら共感できる人も多いのではないか。


私は、練習や試合は色々試す、挑戦する場だと捉えている。今までサッカーをしてきて感じることは、チーム練習、試合で急に技ができるようになったり、技術が上がることはない。たまたまうまくいくことはあっても、それを継続するできることはない。それは、ただたまたまうまく行ったに過ぎないから。


いろいろな選手に話を聞いても私のような考えでトレーニングをしている人は少ないかもしれない。それは、練習であれ、試合であれ、「成功したシーンや失敗したシーンを記憶しようとする」ことだ。実際に全く同じシーンは2度と起きない。しかし、同じような絵を描くことはできる。練習では、特にその現象は起きやすい。


多くの選手がただ練習をこなしている中、自身の成長の軸になってきたのが、成功体験を忘れないこと。失敗の経験を忘れないことである。


このような考え方に至った背景には、自主練でやってきたことが練習で発揮できた経験や、練習前にイメージしていた映像が発揮できたり、考えてたことが練習で発揮できるようになり、試合で使えるようになる。


小学生の頃には、よく「今日の練習では絶対エラシコを決めてゴールを決めるぞ!」なんて意気込んでも、練習が終われば「今日もチャレンジできなかったなー」とよく思っていた。


だからこそ、練習や試合はチャレンジする場だ。いつになってもチャレンジしないとうまくはならない。挑戦しないとうまくならない。なぜなら小さな成功体験の積み重ねが大きな成果を産むからである。


死ぬまで一生チャレンジ!

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