ブログを書いてスッキリしている自分

正直自分のことを書くことは好きではない。

自分に自信がないからかもしれない。

そんな自分を少し晒してみようと思う。

中学の頃は、勉強をそれなりにして成績もそれな入りだった。サッカーは、キャプテンをして強豪校から何校もオファーを受けて、プリンスリーグ所属のチームに入学した。

高校入学後、サッカーで大きな挫折を味わった。
こんなにもレベルが高いのか。自分の今までやって来たプレーが全く通用しない。

思い返せば、小学5年生の時、スクールの1番上のクラスにいたときも同じ様な感覚があった。
やっぱり自分は変わっていなかった。そのときも、淡々と過ごしてしまっていた。

大きな壁にぶつかっている時に乗り越えるパワーを持っていなかったのかもしれない。

小学五年生の時、初めてサッカーで壁にぶつかり、コーチに普通のクラスに行くか?と言われた。悔しさから本気でサッカーに取り組もうとがむしゃらだった。サッカーへの熱も高まり、褒められることが多くなった。

やっぱりあの時諦めずに1番上のクラスでやり続けて良かった。

大きく変わった瞬間だっただろう。

高校の時の話に戻ると、サッカーと勉強、中学とは違うストレスから、何もかもうまくいかない様に思った。自分のストロングを全然出せない。そんなもどかしさをずっと抱えていた。
淡々と過ごした時間を取り戻したい。
けど戻ってこない。

そんな自分を変えるきっかけになったのは、高一の12月3カ月の大怪我を負ったことだった。
サッカーからこんなにも離れたことは、なかった。初めて外からサッカーを見た。
サッカーをやれることの大切さを感じた。自分が何で悩んでいるのか小さく感じた。

復帰してから、サッカーが楽しかった。うまくなれている感覚があった。それでもトップのメンバーに入ることはできても、試合に絡むことはできない。2年目もうまくいかなかった。

三年位の新チーム、トップチームで試合に出れる機会をもらえる様になった。

そんな中コロナで活動停止。

自分の努力が実らなかった。

コロナのせいになんて絶対しない。
スタメンで出たいという気持ちで、活動停止中自主練をした。

コロナが明けて、自分の力が周りよりも上回っている感覚があった。最初は、スタメンで出れた。けど点を取った次の試合でベンチに落ちた。
何が足りなかったのか納得がいかなかった。自分に不貞腐れた。監督のせいにした。

そんな自分を見たのか、干されてしまった。
自分の行動がチームに良くない影響を与えたのかもしれない。

そんな中でも支えてくれていたのは、仲間の声だった。絶対試合に出れるから、それお前だったらいける!と声をかけてくれる。

選手権初戦、ベンチ外だった。
もう諦めている自分がいた。
最終学年にもなってベンチで応援している姿。
家のベッドで号泣したのを覚えている。

2戦目何故か監督がベンチ入りさせてくれた。

そこで自分にまだチャンスがあるんだと頑張る勇気が出た。

諦めていたからこそ、死に物狂いで最後頑張ることができた。

3戦目、途中出場することができた。何故使ってくれたのかはわからないけど、自分の努力を見てくれていたに違いない。

準決勝、味方が開始5分で負傷交代。俺の出番じゃないな、と思ってベンチで座っていたら、監督から早く準備しろと声をかけられ、途中出場。

初めて、自分の力がチームのためになったと感じた。

決勝もスタメンで出ることができた。

諦めない気持ちがどれだけ大きな力を持っているのか。
仲間の力がどれだけ力になっているのか、本当に感じられた。

3年生の10月指定校で大学に行こうと思っていたけど、行きたい大学に行けなくて、号泣した。

何故その大学に行きたいのか、明確でもないのに泣いた。自分でもよくわからず何かを決めつけていたのかもしれない。

大学に入ってつくづく感じる。自分が泣いていたのがあまり大きな差の中で泣いていたのではない。ただの自分のステレオタイプだけだった。

自分の可能性を信じれないときは、成長しない。
この20年で学んだことだ。

すごくモヤモヤしている感情が、今までの人生を振りかってちょっとスッキリしていた様に感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?