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コーチングアウトプットVol.2~聴く姿勢がコミュニケーションの明暗をわける~

こんばんは、しまね地酒マイスターの山﨑です。

ZaPASSのコーチングアウトプット、第2回目はコーチの「聴く姿勢」についての学びを書いていきます。第一回目でも「コーチングの99%はコーチの聴く能力にかかっている」と傾聴力の重要さに触れましたが、今回は「なぜ聴くことが大事なのか?」を書いていきます。

聴く姿勢が話し手のパフォーマンスを作用する

日常の中でもこの人は少し話しにくいな~、って人がいると思うのですが、その人のことを思い返してみて下さい。たぶん、話しかけてもこっちを見てくれなかったり相槌してくれなかったり無表情だったり、、、話してるうちに気分が重くなっちゃう、なんて感じじゃないでしょうか。

一方、話しかけやすい人がどんな人かというと、ちゃんとうなずいて相槌してくれて口角もあがってて、、、と真逆ですよね。

と、たったこれだけの情報で、聴き手の姿勢がいかに話し手に影響するか、ということがご理解頂けるかと思います。聴き手のコミュニケーションのとり方が、話し手のパフォーマンスにも影響するのです。

この人になら話したい、という「心理的安全性」は聴き手の佇まい、姿勢から生まれます。コーチングにおいては、コーチの表情や動きといった、話し手の目に見える部分が重要になってきます。

いい聴き手の第一歩はたった4つのシンプルなスキル

いい聴き手になるためのスキルは、聞いてみると「な~んだ、そんなことか」というくらいにシンプルです。

・うなずき

・あいずち

・エンジェルアイ

・オウム返し

この4つ。

うなずき、あいずちが聴き手に重要、というのはなんとなくご理解いただけるかなと思います。「あなたの話を聞いています」と動作と音で示すわけですね。話し手も、「聞いてもらえている」と安心感が生まれるでしょう。

さて、ちょっと聞き慣れないエンジェルアイですが、これは興味を持って相手の話を聴く姿勢、とでもいいましょうか、日本には昔から「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるくらいですから、視線がどこに向いてるか、というのも重要なわけですね。

最後のオウム返しについては、Vol.3で詳しくお伝えできればと思っていますが、よいコーチになればなるほど、この4つだけで会話が成り立つ、と言われています。

人間の五感処理は8割視覚、1割が聴覚と、見える部分と聞こえる部分で9割のウェイトを占めています。うなずきで視覚的に、あいずちで聴覚的に「あなたの話を聞いていますよ」と訴えることができるわけですね。

ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風に登場するブチャラティは、話し手の汗を舐めると嘘かどうかを見抜けるという劇中でたった一度しか披露されなかった特技がありますが、味覚は五感処理の中で0.1%くらいしか働いてないそうなので、いかにブチャラティの味覚がずば抜けているかというのがわかります。また、「部下を守り任務も遂行する」を地で行く男なのでマネージャーとして非常に優秀です。部下に命令をするのでなく、道は示すが決めるのはお前だという姿勢からも彼の優秀さが伺えます。こんな男の部下になりたい。

さて、ブチャラティのことを話しだしたらあと3,000文字くらいは軽く書けるのでこの辺にしておきますが、コーチング力を身につける、ということは受け止める力、受容力が付くと思っておりまして、この力って、コロナで閉塞感を感じる今の時代にこそ求められるものではないかなーと思っています。

不安なときって誰かに話しを聞いてもらいたいし、話すだけで少しは気分が軽くなると思うんですよね。ただ話すだけならコーチングの目的からズレてしまうのですが、それでも誰かの気持ちが軽くなるなら、それもコーチの一つのあり方なのかな…とか思うわけです。

そんなわけで、ゴールデンウィークも始まりますが、どこにも出られない日が続くわけですので、これを機にコーチングを受けてみたい!という方がいらっしゃいましたら、TwitterのDMは開放してますのでぜひ下記からご連絡ください!


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