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神経と筋肉の繋ぎ目を良くする過ごし方によって、脳萎縮を防ぐ

長期間のアルコールの大量摂取は、脳萎縮を招く恐れがあります。加齢による記憶・学習能力が低下し、認知症になるリスクも高まります。MRIで脳の体積をチェックしてみると、平均以上にアルコールを摂取していても、運動量が多い人は、脳萎縮の度合いが低いそうです。大量飲酒は、アルコール筋症を招くこともあり、筋を萎縮させてしまいますので、適量で留めておきましょう。

脳細胞は、死滅すると、残った神経細胞の間で新しい結合をつくり、上手に機能を代償するため、2度と元に戻らないと言われてきましたが、最近の研究では、少なくとも、記憶と学習に重要な海馬においては、ニューロンが日常的に新生し、脳細胞は再生することが明らかとなりました。

一般的に、脳の神経細胞は、加齢にともなって数が減り、脳は萎縮していきます。脳の萎縮を進行させる要因として、加齢のほかに脳血管性疾患、飲酒、喫煙などが報告されています。一方、早歩きやジョギングなどの有酸素性運動は、脳の萎縮の進行を防ぐことが指摘されています。

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