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今日から自宅でできる…機能改善・3分やまおくトレ

運動とは、身体を動かすことで、日常生活での活動とスポーツなどの運動を合わせて身体活動と呼ばれています。そもそも人は動物であり、他の動物と同じように動く仕組みが身体の中に備わっています。便利な世の中になるにつれ、運動する機会も激減し、運動不足ばかりか、生活習慣病になる方も増えています。

運動したほうが良いということは理解していますが、暑い・寒い・しんどい・面倒臭い等の様々な理由によって習慣化するのは難しいのが現状です。

食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーのバランスが保たれていると健康状態に心配はありませんが、食べる量は変わらず、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪として身体に蓄えられます。脂肪が必要以上に蓄積されると、最近子供の間でも増えている肥満・糖尿・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高まります。運動することで消費エネルギーを高め、生活習慣病の予防に繋がります。

風邪をひいて2〜3日横になっていると、回復したのに疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力・筋力・持久力等に衰えを感じられます。人は使える機能を使わないと驚くような速さでその機能は低下していきます。

例えば、歩く動作では、大腿四頭筋(大腿直筋・広筋)、大腿二頭筋、前頸骨筋、下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋など)といった多くの脚の筋肉を使っています。また、頭を支えるために地面からのストレスをお尻・腰・背中の筋肉で使っています。もし歩かないでいると、これらの筋肉が痩せてしまいます。歩くことで重心を移動させて前に進むためにはバランス能力、長時間動くことができる心肺機能が必要となりますが、歩かないでいると、これらの機能も衰えていきます。

体重辺りの総エネルギー消費量も生まれたばかりが1番高く、20歳まで減少し60歳まで一定、60歳を過ぎると徐々に減少していきますから、運動をしていても筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。筋肉は骨とは違って、いくつになってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織ですから、年齢に応じた運動量を確保することで、筋力や身体の機能を維持することが出来ます。

身体面での運動の効果
・健康的な体形の維持
・体力、筋力の維持および向上
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防
・加齢に伴う生活機能低下(ロコモティブシンドローム)の予防
・心肺機能の向上により疲れにくくなる
・腰や膝の痛みの軽減
・血行促進により肩こり、冷え性の改善
・抵抗力を高める(風邪予防)

精神面での運動の効果
思いっきり走った後に、爽快感や達成感などとても良い気分になった経験がある方も多いのではないでしょうか。このように運動をすると精神面にも様々な良い影響を及ぼします。
・認知症の低減
・不定愁訴の低減
・気分転換やストレス解消

みなさんは普段どのくらい運動をしているでしょう?

ある目標を掲げて、家族やお友達と一緒に健康のための運動を続けてみましょう

週4000歩以上歩く
普段2000歩程度しか歩いていない人に対し、1日1万歩歩きましょうと言うのは酷です。日常生活の中も含め週40000歩以上動かすようにしましょうと言うと、誰もが簡単にクリアー出来るようになります。週40000歩は、痩せなくても肝臓に蓄えられた脂肪をエネルギーとして使い枯渇させることが出来ます。

週1〜2回の神経筋を刺激する運動 
従来のジムでされている腹筋・背筋・腕立て伏せ程度の運動は、息が弾んできついのに日常の掃除機をかけるのとほぼ同じです。神経と筋肉を刺激する「やまおく体操」のうち3種目を3〜5回行うことで、筋肉の弾力性を高められます。息が弾んだりきつくありませんから、気持ち良く楽しく継続して行うことが出来ます。

2022年の新企画では、「今日から自宅でできる…機能改善・3分やまおくトレ」としてご紹介していきます。「やまおく体操 WEBマガジン」・YouTube「やまおくチャンネル!」を参考に進めて行きますので、登録されていない方は、今のうちにご登録手続きをお済ませ下さい。

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