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【OCP part2】目標が達成されたあとはどうなるの・・・? 


「子どもと作業中心の実践」に、
トップダウンとも、ボトムアップとも異なるアプローチが記載されている。


「Making Connections」アプローチと呼ばれるそれは、
こどもと家族の人生という旅路の中に作業療法があると捉えていて、

作業療法と出会う前から、こどもと家族の旅路は始まっており
作業療法が終わってからも、こどもと家族の旅路は続いていく

ただ、作業療法の終了は西洋の「退院」とは異なり
必要な時期と必要でない時期があるだけで、一度ともに歩いた旅路は静かに続いていく

調べたところによると、これは、この図を作成したDr.Nelsonがアボリジニの子どもと関わる中で、ひらめいたものであるらしい(多分・・・)
アボリジニは精霊信仰(アニミズム)で、空と大地と海や木々、あらゆる生き物との繋がりの中で自分は生きているという思想があり、この図もそれが元になっているのではなかろうか

つまりは、こどもと家族の人生の中で現れた作業療法は、新しいつながりを生み、そして今までのつながりとつながり、新しい広がりをもって、再び旅路に戻っていことを長い旅路の中で重ねていくということを目指すアプローチのようだ

だいぶ、抽象的な話になってしまったので、もう少し具体的に考えていこうと思う。

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